ロシア語のあれやこれや:「прорубь」

про́рубь:(釣りなどのために)氷にくり抜かれた穴.
[研究社露和・和露辞典]

 画像検索すると、釣りよりも寒中水浴(?)のような、あるいは洗礼かなにかの儀式を行っているようなものがヒットしますね。
 兎にも角にも、河あるいは湖に張った氷に開けた穴のことを「прорубь」と言うみたいですね。

 まあこれが何なのと言う話なのですが、日本語ではワカサギ釣りとかを行う時に、氷に穴を開けて釣りをしたりしますよね。
 その時に出来る穴って、なんて言うんですかね?
 釣りをしないので、詳しく知らないんですけど、もしかしたら何か特別な呼び名があったりするんですかね。

 要するに、名詞として、そのものを指す単語があると言うのが面白いところで、住んでいる場所や食生活など様々な面で、呼ぶ必要のある物には、名前が付けられるんだと思うんですよね。
 ロシアでは、氷に穴を頻繁に作ることが想像できますもんね。

 外国語を勉強すると、それとそれを区別するのか、とか、日本語だと別々の単語なのに、別の言語では一つの単語で表現されるとか、そういうことを知れる瞬間が楽しかったりします。

 そういえば、穴の事ではないのですが、穴の開いた靴下を「おはよう靴下」と呼んでいる地域があると、聞いたことがあります。

 外国語を勉強していて、「おはよう靴下」なんて名詞が出てきたら、意味が分からなくて、辞書を放り投げたくなりそうですけど、言葉は面白いですね。

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