猫を飼うということは、猫をいつか看取ることもセットなのだと。
それが、とてもつらいことだとわかっていても、猫と暮らしたくて譲渡会で目があった猫。
見事なキジトラだった。
すでにデカい大人の猫だった。
4歳か5歳くらいとのことだった。
子猫時代も可愛かっただろうなと思うくらい美人なキジトラだった。
それが2015年の夏。
あれから私のスマホのカメラロールは茶色で埋め尽くされた。
私の長年の飼い猫の概念が覆る程の超超甘ったれさんだった。
ジャンプして抱かさってきて、全身で甘えた。
会話してる錯覚するくらいよく鳴いた。
寝る時もそばにいた。

そんな彼女の体調が悪い。
病院へ連れて行くたびに車中、ケージの中で大鳴きする。
何が正しいのか。
病院へ連れて行くこと、注射すること。
実際に体調が良くなってるわけでもない。
ただ負担でしかないんでないか。

今朝、鼻先にエサを持って行ったら
猫ベッドからカラダ半分出して食べていた。
朝出掛ける時見たら、また寝ていた。

帰りたい。気になる。
猫に会いたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?