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「切り絵で世界旅」フラミンゴホテル(ラスベガス/アメリカ)ホテル見学のハシゴと、カジノでの勝負

 ハワイと同じようにホテル見学は、ラスベガスの醍醐味の一つだ。莫大なお金をかけて建設されるホテルはいる。人々を魅了し、そのうえ他の大都市と比べて宿泊料金は安く、バフェ(ビュッフェ)と呼ばれるバイキング料理も安い。料金を安くしてでも宿泊してもらえば、その分、カジノで大きなお金が落ちるという仕組みである。

 今回の旅行で泊まったインペリアパレスホテルは、東洋趣味のキッチュなホテルだったが、フラミンゴ、モンテカルロ、MGMグランド、ルクソール、ニューヨークニューヨーク、バリーズ、シーザーズ・パレス、リビエラ(映画「カジノ」の舞台)、ストラストフィアなどのホテルを見学して巡った。

フラミンゴホテルのカジノ

 切り絵はフラミンゴホテル。1946年、ベンジャミン・シーゲル(別名バグジー)が彼の夢を実現するため作り上げたホテルとして有名だ。ラスベガス大通り(ストリップ)の歴史そのものとも言える古い歴史と存在感を持つホテルであり、映画「バグジー」をはじめ数々の小説、映画等の題材にもなっている。

「で、お前はカジノを楽しんだのかい?」という質問が飛んでくるに違いない。

「ええ、やりました。自分に博才がないのはわかっているので、少額でルーレットやブラックジャックなどをやりましたが、もちろん負けました。ところが、おもちゃのような競馬ゲームに賭けると、、何と勝ってしまった」

「じゃあ、儲けたわけだな?」

「そう。その時点ではね。部屋に戻って眠ろうとしても、勝った興奮で嬉して眠れない。そこで夜中に再び競馬ゲームへ。そして見事に負けました」

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