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「切り絵で世界旅」ノースショアの監視台(ハワイ/アメリカ)いざ、サーファーの聖地へ

 5回目のハワイ。オアフ島の他に、すでにマウイ島、ハワイ島、カウアイ島も訪れていたので、今回はオアフ島を一周することにした。
 Kくんの運転で目指したのがオアフ島の北に位置するノースショアだった。ここは言わずと知れたサーファーたちの聖地である。サーフィン大会が開催されるのは、巨大な波が押し寄せる冬場であり、夏場はサーフィン初心者に嬉しい穏やかな波になる。

 1時間ほどかけてノースショアに着く着くと、中心地のハレイワタウンで昼食をとる。町というより村と呼んだ方がいい規模で、懐かしい感じがする。マウイのときと同じようなノスタルジックな風景。1950年代のオールデイズ・ハワイがまだ生きていた。

監視台の横にサーフボードとバギーカー

 食事を終えて海岸の砂浜まで歩き、座りこむ。6月の波は穏やかだった。ゆっくりとリズムを刻んで足元まで波が打ち寄せる。後ろを振り返ると遊泳者の安全を見守る監視台が建っていた。傍にはバギーカー、サーフボード、水上バイクもある。映画『ビッグ・ウエンズデー』でも見たやつだ。映画のさまざまなシーンが蘇えり、しばし至福感に満たされる。
<旅行日/2006.05.20>

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