妻の職場に行って思ったこと

妻が勤務している会社で、従業員の家族も職域接種が受けれると言う事で、一足早くワクチンを打つ事にした。妻の会社の前までは何度も(迎えに)行ったが、中に入った事がなかったので自分の職場と比較し感じた事を書いて行く。ちなみに妻が僕を迎えに来てくれた事はない。


・きれいでセキュリティがしっかりしている

都心の駅直結ビルなのでゴミひとつ落ちていないし、セキュリティゲートでがっちりガード。僕が勤めている会社は郊外の平屋の社屋なので、雨上がりにはミミズがたくさんいる。近所のおじさんおばさんがたまに入ってくるし、小学校の運動会の時は保護者駐輪場として利用される。

・スタッフが若く、私服率が高い

オフィスカジュアルでスーツの人はおろかシャツを着ている人も殆どおらず、20代30代が多かった。僕が勤める自動車部品業界では外出ではスーツが基本。社内では社名入りのポロシャツか、ボッシュの服を着ている人が多い。ユアサの記念置物はちょっと欲しい。

・電話がなっていない

平日の昼間にも関わらず電話の音が一切なかった。電話はかかってきてるのかもしれないが、PCとAvayaの電話機がヘッドセットにリンクされていてマウスをポチポチすれば出れるとか、slackの通話機能を使っているのかもしれない。自動車部品業界では、メーカーはともかく商社に電話をすると常に後ろで電話がなっている音が聞こえるし、なんなら2本の電話に応対してる人もいる。電話する前にパーツマンをみろ。


ワクチンを打ち終わって会社に戻って、協力工場に電話をすると80歳に近いお祖父ちゃんが出てきて、アルミ部品のカシメ処理を、知り合いの職人がやってくれると言う。ただ送料の処理ができないと言うので、全部着払いで送付して、後から請求をまわしてくれないかと言われた。

妻のように、都心の高層ビルの一角で仕事をすればもしかして、ダイカストに(安く)メッキ処理してくれるところを探したり、商社からの問い合わせで型式から補修(優良)部品を探したりする事はないのかもしれない。

そんな事を考えていると総務のおばさんが「会社に来たお中元でビールがたくさんあるから持って帰って」と10本くらいビールを置いていった。

今はこれでいいんだと思う。


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