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2021 日本女子オープンゴルフ選手権

国内女子ツアーはメジャー大会の日本女子オープンゴルフ選手権が9/30~10/4にかけて烏山城カントリークラブ(栃木県 6,550ヤード/パー71)で行われた。本大会は2日目が悪天候で翌日に延期され、最終日が月曜日にずれ込んだ。

優勝は勝みなみ。通算14アンダーで後続に6打差をつける圧勝。通算6勝目を初の公式競技制覇で飾った。そして3年シードも獲得した。黄金世代は通算30勝目となり、まさにツアーを牽引する世代となった。

2位に上田桃子、西郷真央が並んだ。西郷は今シーズン5回目の2位で、残念ながら今回も初優勝はならなかった。3週連続Vを狙った西村優菜は通算3アンダーで単独4位に終わった。渋野日向子が通算2アンダーで5位タイに入った。現在賞金ランクトップの稲見萌寧は通算9オーバーの52位に沈んだ。小祝さくらは予選落ちとなっている。

最終日2位に2打差でスタートした勝は出足の2ホールでボギー必至の状況をパットで見事に切り抜け、流れに乗った。その後異次元のプレーを随所で披露、スコアを伸ばせない後続を尻目に要所、要所でバーディーを奪い、徐々に差を広げていった。まったく他のつけ入るスキを与えない国士無双状態で、今シーズン当ブログ主が見た中でも最強のゴルフだった。さあこの強さは次週以降も続くのだろうか。楽しみである。

さて、当ブログ主がファンの西村優菜は2日目に8アンダーを叩き出し、一気に単独首位に浮上、これはツアー3連勝も間違いない!と期待したが、3日目は一転オーバーパーとなり、3位に後退。首位に2打差で迎えた最終日、さあ追撃、と思った矢先、スタートホールからボギーと躓いた。以降もパットが決まらず、なかなかスコアを伸ばせない。逆にボギーが先行してしまった。1ホール1ホールがため息をつく状態で、胸が痛かった。最終日は西村が勝のようなスコアで回ると信じていたのに、気がつくと首位に10打差をつけられ、放心状態。そのうち順位も下がり、テレビにすら映らなくなった(泣)。しかし難関の最終2ホールをなんとかパーでしのいでホールアウト。稲見萌寧さえ太刀打ちできなかった難コースでトップ10入りしたことは十分に評価に値する、と自分自身を慰めるのであった(笑)。

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