2021パルメット選手権
米男子ツアー、パルメット選手権が6/10~6/13にかけてコンガリーGC(サウスカロライ州 7655yd/par71)で開催された。
最終日、首位と6打差の3位から出た南アフリカの新鋭G.ヒーゴが68で回り、通算11アンダーでツアー初優勝を果たした。
ヒーゴは欧州ツアーで3勝を挙げているが、PGAツアーは「全米プロゴルフ選手権」に次ぎ今大会が2試合目だった。
2位に4打差をつけて首位から出たC.ハドリーは75と崩れ、1打差で2位となり、7年振りの2勝目を逃した。
ハドリーは上がり3ホールをパープレーでいけば、楽々優勝という絶対的アドバンテージがありながら、3連続ボギーとして自滅した。見ていて気の毒なくらいだったが、これもまたゴルフだ。
久々に上位に顔を出した世界ランキング1位のD.ジョンソンは、最終日4位から出たが、勝負どころの16番で悲劇が待ち受けていた。第1打は左のウェイストエリアに。第2打はフェアウェイに出すだけ。第3打はグリーンオーバー。第4打のアプローチはピンに寄らず。第5打のボギーパットはカップをオーバー。第6打の短いダブルボギーパットがなんとカップに蹴られ、まさかまさかのトリプルボギーとなってしまった。まるで当ブログ主の日常のプレーを見ているようで、微笑ましく思えた(笑)。結局これが致命傷となり、ジョンソンは通算8アンダーで10位に終わった。
結果論だが、ジョンソンがもしトリプルボギーのところをパーで上がっていれば、プレーオフに回れたのに。しかし、これもまたゴルフだ。
20位から出た小平智は69で回り、通算6アンダーの19位でフィニッシュ。
この結果、小平はポイントランク153位となった。今シーズンも残り試合がわずかとなり、シード権獲得はちょっと厳しくなってきたが、このところ好調を維持しているので、なんとか最後まで諦めず、頑張って欲しいところだ。
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