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2021東京五輪(男子)

7/29~8/1にかけて東京五輪ゴルフ競技(男子)が霞ヶ関CC東コース(埼玉県 7447yd/パー71)で行われた。

新型コロナウィルスの影響で、五輪そのものが開催されるのか、という不安もあったが、何とか実施に至り、胸をなで下ろしている。ただ、米国のD.ジョンソンや南アのウーストハイゼンなど出場資格がありながら不参加を表明したり、スペインのJ.ラームや米国のB.デシャンボーのように大会直前になって新型コロナウィルスの陽性が判明し、棄権を余儀なくされたなど、有力選手の一部が出場しなかったのは残念ではある。

さて、最終日14アンダーの首位から出た米国のX.シャフリーが4アンダーの67で回って、通算18アンダーで逃げ切り、見事金メダルに輝いた。台湾人の母が育った日本での栄冠獲得となった。

銀メダルは17位からベストスコアの61をマークし通算17アンダーとしたR.サバティーニ(スロバキア)。

首位と1打差の2位から出た松山英樹は通算15アンダーの3位タイで、銅メダルをかけた7人によるプレーオフに挑んだ。しかし1ホール目で第2打をグリーン左奥に外してパーを拾えずあっさり脱落。

4ホール目でパーセーブしたC.T.パン(台湾)が7人のプレーオフを勝ち抜き、銅メダルを獲得した。

松山は4位タイでC.モリカワ(米国)、M.ペレイラ(チリ)、S.ムニョス(コロンビア)、R.マキロイ(アイルランド)、P.ケーシー(英国)と並んだ。

当ブログ主は最終日の中継を最終組の9番ホールのプレーから見た。その9番で松山がいきなりバーディを決め、11、12番でもバーディ奪取、ボルテージも最高潮に。13番はバンカーを渡り歩いてボギーとするも、14番ロングホールで楽々バーディで取り返す。通算16アンダーとし、トップまで1打差に迫り、金メダルも狙える位置にきた。しかしである。15番で返しのパーパットを外してボギーとなり、15アンダーに後退。16番から18番にかけてのバーディチャンスもすべて決めきれなかった。テレビを見ていた方はよくおわかりだろうが、とりわけ15番のパーパット、17番のバーディパットはいずれも短く1パット圏内だったので、どちらかが入っていれば、単独3位で銅メダル獲得だったのに、実に惜しかったと思う。

1アンダーの46位で出た星野陸也はボギーフリーの66でプレーし、通算6アンダーの38位でフィニッシュとなった。

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