見出し画像

2021ザ・ノーザントラスト

米男子プレーオフ第1戦、ザ・ノーザントラストが8/19~8/23にかけてリバティーナショナルGC(ニュージャージー州 7410yd/パー71)で行われた。悪天候のため4日目が中止となり、最終日は23日にずれ込んだ。

最終日2打差の4位から出たT.フィナウが65をマークし、通算20アンダーで並んだC.スミス(オーストラリア)とのプレーオフを制し、逆転優勝を飾った。フィナウは初タイトルの2016年プエルトリコオープン以来の2勝目。

2勝目までの道のりは長かった。再三再四優勝争いに加わりながら手に届かなかった2勝目は初優勝から143試合目でようやく叶えられた。今大会の優勝により、レギュラーシーズンの4倍となる2000ポイントが加算され、ポイントランクは23位から一気にトップへ躍り出た。

世界ランキング1位のJ.ラームは初日から3日目まで首位を走っていたが、最終日は2アンダーと大きくスコアを伸ばせず、2打差の3位に終わった。

松山英樹は70と伸ばしきれず、通算7アンダーで43位となった。ポイントランクは14位から16位に落とした。

さて米男子ツアー入れ替え戦初戦アルバートソンズ・ボイズ・オープン(ヒルクレストCC アイダホ州)も同時期に行われ、日本勢で唯一出場している小平智は最終日1アンダーの70で回り、通算11アンダーとして26位タイに入った。

入れ替え戦3戦にはポイントランク126~200位の選手と、コーンフェリーツアーの上位75名が参戦。コーンフェリーツアーの上位25名はすでに来期のシード権を獲得しており(順位を決めるためにこの25名も3大会に出場)、3試合のトータルで残る25名の出場枠に入ればフルシード権、またはは準シード権(例年15~16試合の出場)が与えられるということである。残り2戦の小平の奮闘に期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?