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2021ウィンダム選手権

米男子ツアー、ウィンダム選手権が8/12~8/15にかけてセッジフィールドCC(ノースカロライナ州 7131yd/パー70)にて実施された。レギュラーシーズン最終戦である。

優勝争いは混沌とし、通算15アンダーでK.キスナー、K.ナ、B.グレース(南アフリカ)、K.シウー(韓国)、A.スコット(オーストラリア)、R.スローン(カナダ)が並び、ツアー記録に並ぶ6人によるプレーオフにもつれ込んだ。

18番ホールを使用したプレーオフ1ホール目でスコットが1.3mのバーディパットを決められず、全員がパー。

2ホール目も再び18番で、キスナーがただ一人バーディを奪い、2019年「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」以来となるツアー通算4勝目を挙げた。なお、キスナーはこれまで6度のプレーオフを経験したが、意外にも今回が初勝利だった。

初日から首位を守ってきたR.ヘンリーは最終18番のボギーでプレーオフに残れず、W.シンプソン、K.ストリールマンと並んで通算14アンダーの7位に終わった。

これで次週のプレーオフシリーズ初戦ザ・ノーザントラストに出場する125位までの選手が確定した。

惜しくもプレーオフで敗れて2位となったスローン、15位に入ったC.ハドリーとS.ピアシーが圏外からプレーオフシリーズ枠に入り込んだ。とりわけハドリーは16番パー3でホールインワンを達成するなど、この日のベストスコア62をたたき出し、なんとポイントランク最後の1枠125位に滑り込んだのだった。

その一方で、通算13アンダーで10位タイフィニッシュのJ.ローズはランキングが126位までしか上がらず、2007年にスタートしたプレーオフシリーズ進出を初めて逃す結果となった。

またR.ファウラー(134位)、T.フリートウッド(137位)などの有力選手も今シーズンはジ・エンドとなってしまった。

日本から出場の松山英樹と小平智はともに予選通過ならず。

松山はポイントランク14位で8年連続のプレーオフシリーズ出場となっている。

残念ながら、小平は最終ポイントランクは150位で、来週から入れ替え戦であるコーンフェリーツアーファイナル(3戦)に出場し、来期のPGAツアーの参加資格を争うことになる。

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