2021 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
国内女子ツアー、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンが利府GC(宮城県6591ヤード/パー72)で行われた。
初日から首位を守ってきた西村優菜が、逃げ切りで完全優勝。今季4勝目を挙げ、前週に続く2週連続優勝を果たした。
最終日、2位に5打差をつけてスタートしたが、重圧からかスコアが伸びず、黄金世代の原英莉花、淺井咲希選手らに追いかけられる展開となり、一時は2打差まで詰め寄られた。
しかし何とか耐え忍び、迎えた15番ショートホール、池寄りの奥にピンが切られた難関ホールを1メートルのベタピンスーパーショットで楽々バーディ、勝利を決定づけた。
最終18番もバーディで締め、通算15アンダーとトーナメントレコードも更新した。
宮城特産の牛タンを毎日食べて優勝の原動力にしたということで、まあ何とも微笑ましい。
これまでの優勝はすべて逆転だったが、今回は逃げ切りでの優勝で、万能性を示した言えよう。
次週はメジャー大会「日本女子オープンゴルフ選手権」。2016年大会で6位に入った烏山城CC開催ということで、相性のいいコースでツアー3連勝なるか見ものである。
その他主要選手の成績は、2位に通算12アンダーで浅井咲希、3位に通算9アンダーで古江彩佳、野澤真央、原英莉花が入った。古江と原が久々に上位に食い込んだ。
渋野日向子は通算6アンダーで8位タイとなっている。渋野は2日までボギーフリと堅実なプレーだったが、最終日は3ボギーを喫し、順位を下げ、反省しきり。その気持ちすごくわかる。まあ2戦連続トップ10入りと流れは悪くない。次週の奮起に期待したい。
なお本大会は稲見萌寧は出場していない。
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