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2022 全米プロゴルフ選手権

今季メジャー第2戦全米プロゴルフ選手権が5/19~5/22にかけてサザンヒルズCC (オクラホマ州 7556yd/パー70)で開催された。

勝負はJ.トーマスとW.ザラトリスによるプレーオフに持ち込まれた。13番(パー5)、17番、18番の3ホール合計で争われたPOで2バーディを奪ったトーマスが勝ち、2017年に続く大会2勝目、ツアー通算15勝目を挙げた。

トーマスは最終日7打差からの逆転劇で、1978年のJ.マハフィーに並ぶ大会記録となった。

最終日後続に3打差をつけて単独首位から出たM.ペレイラ(チリ)はトップで迎えた最終18番でティショットをクリーク入れ、まさかのダブルボギーを喫し、寸前のところでメジャーの栄冠を逃した。結局C.ヤングとともに通算4アンダーで3位に終わった。

初日首位発進のR.マキロイは通算2アンダーで8位となっている。

生涯グランドスラムがかかっていたJ.スピースは通算4オーバーで34位だった。

10年連続10度目の出場となった松山英樹は最終日55位から出て3オーバーの73で回り、通算9オーバーで60位でのフィニッシュ。星野陸也も同じく通算9オーバーの60位だった。何だ、イマイチな成績だな、と思う向きもあるかもしれないが、S.シェフラー、D.ジョンソン、P.キャントレーなどの有力プレーヤーが予選落ちしていることも考えると、予選通過を果たしただけでもよくやったという気がする。

他の日本人選手は、金谷拓実、木下稜介、香妻陣一朗、稲盛佑貴が出場したが、いずれも予選突破はならなかった。

なお、前年覇者のP.ミケルソンは不参加で、T.ウッズは途中棄権ということで少し残念だった。

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