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2022 マスターズトーナメント

今シーズンの米男子ツアーメジャー第1戦マスターズが4/7~4/10にかけてオーガスタナショナルGC(ジョージア州 7510yd/パー72)で行われた。

大方の予想どおり、世界ランキング1位のS.シェフラーが優勝、メジャー初勝利を飾った。2月の「WMフェニックスオープン」での初優勝を皮切りに直近6戦4勝という圧倒的強さだ。ポイントランクで後続に大差をつけ独走中。この好調さは一体いつまで続くのであろうか。

R.マキロイが最終日大会ベストスコアに並ぶ64という驚異的スコアで猛チャージを見せ通算7アンダーの2位でフィニッシュ。14回目のオーガスタで自己最高2位に入った。

シェフラーと最終組を回ったC.スミスはスタートから2連続バーディで一時シェフラーに1打差まで迫ったが、アーメンコーナーの12番でトリプルボギーを喫するなどスコアを落とし、S.ローリーと並ぶ通算5アンダーで3位にとどまった。

最終日67と好スコアをマークし通算4アンダーとしたC.モリカワが5位に食い込んだ。

圧巻だったのは同じ組で回ったマキロイとモリカワが最終18番ホールでともにセカンドショットを右バンカーに入れたが、両名ともバンカーショットをカップインさせるというスーパープレーの競演があったことだ。会場が大いに盛り上がった。

ディフェンディングチャンピオンで、マスターズ連覇が期待された松山英樹は、2日目に2位となるも、3日目に大きく崩れ、最終日はイーブンで通算2オーバーの14位に終った。3日目に5オーバーの77で、連覇の可能性はほぼなくなった。松山のプレーを見ていると、いいところに付けていながらパットが決まらない。せめてその3分の1でも入っていてくれたらなあ、とつくづき感じた次第。スコアだけ見ていると、なんだ2オーバーか、とがっかりするかもしれないが、14位というのは立派な成績だ。首痛などのアクシデントがありながら、よく頑張ったと思う。

なおその他の日本人選手は、金谷拓実とアマチュアの中島啓太が出場したが、ともに予選落ちとなっている。

自動車事故による長期離脱から2020年11月以来のツアー復帰を果たしたT.ウッズは、最終日は78でトータル13オーバーの47位となった。タイガーに関しては、とりあえずよくツアーに復帰したというのが感想。また予選通過しただけでもよくやったと言いたい。


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