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2021宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

JLPGAツアー2020-21シーズン第29戦宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメントが6/10~6/13にかけて六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県神戸市 6,517yards/Par72)にて行われた。

3日目終了時点で、稲見萌寧が16アンダーと後続に4打差をつけ、もはや誰が優勝するかは問題でなく、稲見がボギーフリーで大会を終えることができるか、またトーナメントレコードの17アンダーをどこまで上回るか、というようなことが専らの関心事となった。

ところがところが、最終日、稲見の調子がおかしかった。ボギーが先行し、オーバーパーの状態で終盤へ。

15番、17番でバーディを奪い、ようやくトゥデイイーブンに戻した。最終18番は決めればプレーオフかもというバーディパットだったが、これが寸前のところで外れ、最終日5アンダーで回って通算17アンダーとした青木瀬令奈に逆転優勝を許すこととなった。

青木は4年振りのツアー2勝目。

距離は出ないが、正確なショットで同組の稲見を翻弄してみせた。

圧巻だったのは、16番ショートホール。先に打ってバーディチャンスに付けた稲見のさらに内側に付けるスーパーショットでバーディを奪い、稲見を突き放した。

青木はこれで全英女子オープンの切符も手にした。

その他上位と主な選手の成績は次の通り。

通算16アンダーの2位タイに稲見の他、西郷真央、山下美夢有が入った。

5位は通算15アンダーの小祝さくら。

古江彩佳は通算13アンダーの7位タイ。

西村優菜は通算12アンダーで9位タイ。

初日8アンダーで飛び出した比嘉真美子はその後伸ばせず、通算7アンダーで32位タイに終わった。

ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛は残念ながら予選落ちとなっている。

東京五輪代表争いは、今回、稲見が古江の上の順位だったため、稲見が2番手であることに変わりなし。

また全英女子オープンの参加資格は以下の選手に与えられた。

小祝さくら、稲見萌寧、古江彩佳、原英莉花、青木瀬令奈。

ただ、小祝は既に辞退を表明しており、他の選手もどうなるかは微妙な状況である。




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