横浜哀愁徒然日記②
誰かの力を借りるのではなく、自分たちの力でやってみよう!
誰が言い出したか忘れたけど、全員一致で合意した。
音声配信アプリは色々あって、spoonというのが若者に流行っているとメンバーの一人が教えてくれて、じゃあそれでやろう!って事になった。
まずは、どんな配信にするか。
最初はまだ大衆ウケを狙って雑談と称して当たり障りのない話をしてた事を覚えている。
配信を始めては人が来なくて、お題を変える為やり直し。
作ってはやめ、作ってはやめ。
気分は陶芸家だ。
それを数回繰り返した時に。
「もうどうせ人来ないんだから好きな話しよーぜ?」
と言って、最近ハマってる自分の好きなセクシービデオの話をすると決めた。
サムネは今自分がハマっている河北彩花さんのパッケージにした。
明らかにこれまでの配信と違ったのは、自分が好きな話をしているので、話している自分が楽しかった。
本当にくだらない話をした。
自分の好きな女優さんが最近髪型を変えて、うちの姉と同じ髪型になってしまい、いいところで姉がカットインして全然興奮しなくなったとか。
俺は学生服が好きなんだけど、JKが好きではなくて、制服着てる女の人が好きなんだ!とか。
地元のTSUTAYAの18禁コーナーに行き過ぎて、目隠ししても何のコーナーにいるかわかるとか。
本当にくだらない話をみんなで笑った。
すると、今まで1人も来なかったリスナーの人が3.4人ずっと聴いてくれていて、チャットをいただいた。
一時間弱話してたけど本当にあっという間だった。
あるリスナーの方から
「この配信はspoonの歴史変わりますよ!」
と言って貰えた。
なんとも言えない高揚感に包まれつつ、反面こんなくだらない話でいいのかって思った。
けど、確実な手応えがあった事は確かだ。
その時気づいたのは。
自分がやってて楽しくなきゃ人は楽しませられない
それが、気づけたのはデカかった。
そのあと数回spoonで配信をやるが、セクシービデオの話はそんなやりたくないし(なんだかんだで女性ウケが欲しかったんです)、前回ペース配分考えず語り尽くしたので話すネタがないので、出来なかった。
やはり配信難しいなーって思い始めた時に、メンバーから。
「スタエフってアプリ知ってます?」
とボソッと聞かれた。
続く。
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