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ブルエンを証明せよ。ってはなし

2020.11.18.Wed
待ちに待った、ブルエン2年8ヶ月ぶりのフルアルバム『Q.E.D』
ブルエン初の本人写真のジャケット
これが発表されたのは9月10日
いやあああほんとに待ちに待った。
証明終了の意味のある「Q.E.D.」から
最後のピリオドを取った『Q.E.D』という名前
最後まで証明は終わらない。という意味なのかなと
個人的には解釈してます。
11曲中5曲はタイアップ曲、
(実際『あなたへ』もSOLのキズナソングだから
ほぼほぼタイアップみたいなものな気がする)
その中で新しいブルエンがしっかり詰まってる

M1.STAY HOPE
Teaser movieで流れてて、びっくりした曲。
よっちゃんのドラムソロから始まるのが
久しぶりな気がして、それだけでグッときた
すっごくかっこいいソロ。

「希望の歌を 明日へ届けよう」
「匿名な言葉たちは また命を奪った」


コロナ禍で、向き合うことになった事実に
真っ直ぐ立ち向かうのがブルエンらしいし
今年だからこそ生まれた歌なのかな。
今年、ブルエンから『STAY HOPE』と呼ばれるものは
計3つ放たれている
(7月の配信ライブ、10月から始まった熊本応援プロジェクト
そしてこの曲。)
そのどれもが、ブルエンなりの
コロナ禍での姿勢、そして
これから私たちが進んでいく未来への姿勢を
先頭にたって見せてくれている気がする
いや。一緒に同じラインに立たせてくれてる気もする
熊本のことは正直なところほとんど何も知らなかった。
「知る支援」という言葉を何回も配信イベントで
言っていた。まさにそうだなと思ってる。
ダイブコネクトで

「言葉で言うとチープだから
俺らは歌ってる」

と語った田邊さん。
ブルエンの曲は間違いなく希望をくれてる。
こんな曲からはじまるQ.E.D
いいに決まってるじゃん。

M2 バッドパラドックス
昨年のドラマタイアップ。
ここからプロデューサーさんも入って
がらっと色が変わった気がする。
そして一気にブルエンの代表曲に上がってるんじゃないかな
ミキとのコラボも最高に面白かった。
これに関しては
バッドではなくグッドパラドックス。笑
田邊さんの裏声の色気は磨きがかかってて
配信ライブで何回か聴いたけど
確実にテンションをあげてくれる曲
イントロのリフとベースのフレーズが
自然と体を揺らしてくる

M2. ポラリス
こちらはアニメタイアップ。
ギターのリフが星がキラキラしてるみたいで
すごくかっこいい。
ラスサビ前の

「強さは何かの上に立つためあるんじゃない
大切なものを 抱きしめるそのために」

この歌詞が大好きで。
大切な人を守るということを歌ってる曲は
ほかにも沢山あるけど、
そもそも強さとはっていうところから
問い直す曲ってあまりないと思う。
受験期、ひたすら聴きまくってた。

M4.FREEDOM
これもアニメのタイアップ。
MVがとてつもなくカッコイイ。
自由という題だけど、歌詞にあるのは
どこか閉塞感のあるところで足掻く姿
切実な自由を求めてる。
その歌が乗った疾走感溢れるサウンド。
2年以上前のシングルだけど
今の情勢の中で聴くと深みが違う
間奏であえていままで詰まっていた音が
一気に少なくなる引き算が
かっこいいなと思う曲

M5.棘
ブルエンの歌う失恋の歌って
切なさの中に相手をまだ信じてる気持ちがあって。
田邊さんの描き方が繊細でドキッとする。
これは『グッバイ』にも通じるところがあるけど、
自分の迷いみたいなのが印象的。
右利きの彼が頬に残した跡は左手で、
そこに優しさを感じるとか。
戻りたいけど戻れない関係って
ヒリヒリするよな……

M6. VOLCANO DANCE
イントロから踊れる曲。
つーじーがアレンジしたそうで。
ずっと暴れ回るベースがカッコよすぎる。
田邊さんは巻舌をたくさん使ってて
このアルバムの曲の中でダントツ
フェスで聴きたい曲。
間奏部分が特にLIVEでみたとき
どんなになるのかすごく気になる
ソロまわしがこんなに映える曲あんまりないなぁ…

M7. HAPPY ENDING STORY
NEVER ENDING STORYのアンサーソング。
どことなく似ているけれど、
永遠に終わらないと歌った過去と
幸せに終わると歌う現在
ブルエンの軌跡が見える気がする。
LIVEの後半に聴いたらやばいだろうなぁ…
LIVEで声をあげられるようになったら
間違いなくききたいやつ。
なんならネバエンと一緒にききたい。
ネバエンハピエンブルエン……

M8. あなたへ
ブルエン史上1番あたたかい曲と言っても
過言ではないと思う。
アコギの音がとても心地いい。
ライブのアコースティックパートで
ユメミグサと共にやってほしい。
SOLとのコラボで生まれてる曲だから
学生の心に絶対刺さる曲
確かに正直に言えない5文字があって
それを言うのはとてつもない勇気が必要。
そこにすっと手を差し伸べてくれる
演奏シーンがないMVは
言葉を真っ直ぐに聴ける気がする

M9. ユメミグサ
映画タイアップでありながら
インディーズ時代に作られた曲。
ずっと温められてきた曲が
こうやって世に出てくるパターンが今回多いそう。
ユメミグサは桜の異名。
今年、いつもとは全く違う春を過ごすことになって
ゆっくり桜を味わうことは出来なかった
人間が見ていなくても力強く咲いて、そして散っていく。
そんな日々、青春に目を向けた曲。
ギターが桜が散っているようできれい。

「紡いだ『糸』を『半(ふたつ)』にして
分け合うことが『絆』なら
何を結びあえてたのかな 鈍く痛む時は揺れる」

という2番の歌詞は
まさに人との付き合い方を見つめ直すことになった
今年だからこそより染みる歌詞なのでは。

M10. ハミングバード
アニメタイアップの曲。
爽やかで疾走感のある曲で
イントロのリフが印象的。
自分の未来への選択が合っているのか
不安になるけど、自分の選択は間違ってないんだよ
って勇気をくれる。
語りの部分をライブでみたい。
きっと変化球になるか、感情がまっすぐに来るんじゃないかな
MVが公開された時、良すぎて
泣いたのがもう半年以上前か…
って思うとびっくりする。

M11. 喝采
アルバムで1番ブルエンが
まっすぐそのままに伝わってくる
SICK(S)のときで言う『アンコール』
の立ち位置だと思ってて、
アルバムを締めくくる曲だけど、
終わらせるだけがこの曲の役割ではなくて
再会を誓い合えるような曲だと思う。
お互いがそこまで紡いできたストーリーを
喝采、つまり賞賛しあって
またこの先必ずまた会えることを願う
今はそれが難しい世界になってるけど
ブルエンは再会を待ってくれているし
こちらもそれを信じるしかないと思わせてくれる

私の解釈と感想はこんな感じです。こんな駄文の
超長文読んでくださった方ありがとうございます🙇‍♀️
とぽりーでした。

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