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TAO〜完璧に決まっていて、完璧に自由

中央林間の黒田先生に先週と今週と治療してもらったおかげで、ぐんぐん良くなっているぎっくり腰。(おかげで日曜日のワークショップでも、動けた。)先生のゴッドハンドは年々磨かれていて、最初の2分くらいで、筋反射のチェックも強くなっちゃうので、ホント魔法みたいです。(出張治療も◎「天地治療院」で検索)

我が家はかれこれ8年近く、家族全員のメンテナンスを時々していただいてます。先生の用いるのはAK(筋肉反射を活用した検査法&治療法、アプライド・キネシオロジー)と頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラル)が中心。シンプルに言うと、 #神経伝達の正常化 により、 #自然治癒力を高める というのがコンセプト。

オステオパシーも鍼灸治療もホメオパシーも、僕の初体験は実はどれもオランダ滞在中のことでした。代替医療って日本ではまだまだ広まっていませんが、(現在の)科学では全部の説明がつかないけど、確かに効果があがるということが世の中たくさんあります。

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さて7/21の夜に、日本の古武術の実践研究家である、甲野善紀さんの武術講座」を初めて受講しに吉祥寺まで行ってきました。(Erikaさんご紹介感謝♡)バスケ日本代表の浜口典子選手、ハンマー投げの室伏広治選手などオリンピアンも教えを請う身体技法。音楽家講座もされてますがこの日は「俳優のための武術講座」でした。

電車の中で、本棚から引っ張り出してきた、茂木健一郎さんとの対談本(2007年だった!)を久しぶりに読みながら、「科学信仰」のくだりはWithコロナの現代でもそのまま響いてくるなぁなんて感じておりました。

イジメの原理は、いじめる人といじめられる人がいて成り立つ。ずらすと成立しなくなる。そんなエネルギーの話から、ニュートン力学では説明できないような、複雑な身体の魔法(ほんとに不思議!)を、具体的な技で次々と披露してくださいました。

美空ひばりやイチロー、バリ舞踏、曹洞宗の北野玄峰禅師の話まで、"内的なもの"をどう使うのかという、お話の数々はもはや哲学。質問コーナーで、ぎっくり腰での布団の上げ下ろしをご相談したところ「治しましょうか?」と!なんですって?!🤯お、お願いします🤲

やる前に「ちょっと切れますが大丈夫」ってボソっと仰るのですが(ぎゃあ!笑)、まな板の鯉でやっていただきました。なんと腰や肩に、真剣を当てて(当たったキワキワで止める!😆💦)くださったんです。生きてます!いえ、生き生きしてます! 「たっ、たっ」って腰とか首回りを何ヶ所か。証拠写真がこれ。(息子撮影)

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受付に尊敬する前野隆司先生との共著「古の武術に学ぶ無意識のちから」も置いてあったので、思わず購入。ここでもFlowとタオの学びが待ってるようです。

サインしてもらう時に「お名前は?」
「TOPAです。東京のT、大阪のO、パリのP・・」「Aは?」
「縦書き?横書き?」「どちらでも」
と漫才みたいなやり取り。
どうなったか知りたい方はこっそり聞いて下さいな。

演劇ではウソで世界をつくりますが、うまく嘘をつくと観客も役者もそこで本当にその世界を生きることができる。僕がコーチングやNLP、Points of You®を学んで行く中で、音楽やダンス、演劇でやってきた事と「あ!繋がった」と感じた地平があって、甲野先生が繰り出すワザの数々も、単に切る、避ける、立つなどを越えて、生き方のメタファーとしても見えてくる、すごい講座でした。

内的なイメージが起こすチカラ。
完璧に決まっていて、完璧に自由。


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