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君たちはどう生きるのかを観ながら中学生を見てた話

3連休最後の日に、鑑賞してきました。

やはり、略すなら君生きか。

映画の内容は、非常に挑戦的で宮崎監督、年齢と共に作品が丸くなるのではなく、むしろより尖ってるようにすら感じた。
映画館で観てよかったです。

その超番外編で、隣で観ていた中学生と思しき少年について書きます。

友人5人くらいの集団で、中学生の男5人でジブリ観にくるってなかなかの選択やなーとか思いながら、映画スタート。

その集団の中で一番端にいる私の隣に座った少年、映画スタート時からポップコーンをむさぼり食うむさぼり食う。
ポップコーンを食べる手が止まらない止まらない。
かと思えば、デカいドリンクをズズーっていわしながら飲みまくる。

ポップコーンがなくなるまでずっと食べ続けていた。
映画の中盤くらいでポップコーンがなくなり、ポップコーンの入ってる容器を倒してカスまでもれなく食べていた。
ポップコーンがなくなってからは伸びをしたり、劇場内が寒いのか自分を抱きしめたりと全く落ち着かない。

その時は私は思いました、
「この子、映画に全然集中できてないっ。」
「多分、何も観れてないっ」と。

いくら宮崎監督が私たちに問うたとしても、観る側の姿勢が作品と向き合っていなければ、こんなにも響かないこともあるんだなと感じました。

最近、中学生の隣に座ることがなかったので、そんな状態を観ていて、確かに中学生時分で友達から行こうと言われたら興味なくても行かないといけないかーなどと、作品とは別のところで考えが及んだのでnoteに書き残しておきます。

いつか彼が集中して観て、何かを享受することをおじさん影ながら期待しています!(余計なお世話)

本作は、劇場で観た方が鑑賞体験としてグレードが正しく上がると思うので劇場での鑑賞がおすすめです。

おわり

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