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ありがとうMM1000と2022年に言いたい

色んな方の文章を読むのに重宝しているnote

近頃は年末になると色んな方の今年買ってよかったものが見れてとても勉強になります。

ここまで、一般の人の声が知れる機会があるのは、地球誕生後、今が最も多いのかなと思ったりします。
話の風呂敷が広がりすぎました。

それにしても色んな製品が増えた分、良かった/悪かったという情報を共有し合える状態は、とてもありがたいことだと思っています。

そこで自分の使って良かったもので、何があるかなと改めて振り返ってみました。

今年というよりかは、長年使ってみて改めて良かったものを1つ評価してみようと思います。

それはキングジムの「デジタル耳せん(以下、MM1000)」です。

いつ買ったのかと振り返ってみたら、2016年だったのでもう使い始めて6年経ちますが、いまだに重要なツールとして愛用しています。

使い始めた2016年の時の写真(まだiPhone5だ!)

少しアナログな耳栓とは違って、環境音は聞こえなくなるけど、人の話し声は聞こえる耳せんなんです。

適当なことは言ってはいけないですが、環境騒音を打ち消す、ノイズキャンセリング回路を有していることによるものだそうです。

発売されたのが2014年3月だったようで、この販売開始当初から製品の存在を知っていましたが、購入にまで2年近く悩みました。
デジタル耳せんという不思議なものに5,000円も払えないなとケチな私は思っていたのです。

今では、ノイズキャンセリング機能を有したイヤホンなども充実していますが、まだ今ほど充実していなかったと思います。

でも購入に至ったポイントとして、「環境音を消しながら人の声はある程度聞こえる」という訴求点でした。
使う場所として、カフェを想定していたので、ある程度周りで人が話していることくらいはわかった方がいいと思ったからです。

それから使い始めてもう6年が経過していました。

1年ちょい前から経年劣化でコードを覆うゴムの部分が破れてコードが丸見えになってしまいました。
あまりにもだったので先日新調しました。
結果、この製品に今も満足し続けています。

このポップなパッケージとは裏腹にちゃんとしてる笑

●何が良かったのか。

◆それまでの環境音を消す解決方法の改善

それまで環境音や人の話し声が聞こえない状態を作るために、イヤホンで音楽を聞く、音に音を被せて遮断しようとしていました。

これはこれで解決にはなっていたのですが、やはり長時間行うと耳は疲弊するもので2時間近く続けたら、耳の後ろら辺が痛くなる弊害がありました。

でもこのMM1000に変えたら、その痛みは起こらなくなりました。

◆本来のデジタル耳栓の機能が自分の使い方にフィットした

説明文だけでは、まだ信用ならんと思っていましたが使用後にも説明文に全く違和感がない性能を持っていました。
全く想像と齟齬がなかったのです。

空調の音やなんだかザワッとしている環境音が聞こえなくなりました。

耳につけてMM1000を起動すると、何かしらの機能が働いているとわかる機械的な音は聞こえますが、集中すれば気になりません。

単4電池一本です。

そして、環境音が聞こえないということがダイレクトに実感できます。

でも人の話し声は聞こえるので、そのカフェの空間にいるけど、自分のパーソナルスペースは確保されている状態にあると安心感が得れました。

また、人から「すみません」と話しかけられたらその声は聞き取れる程度になっているので、外部からのアテンションにも気付ける状態にあるのは精神衛生上とても良かったです。

また自分の特性上、なんだか周りが気になって集中できないということがよくありました。

その「なんだか」が全くわかってないし、解決しようとも思っていませんでした。
でもそれが「環境音によるもの」だったのだとわかりました。

そんな些細な音を自分が実は気にして集中できていなかったんだとわかり、集中したいと思えばこのMM1000を作動すればいいという解決方法ができました。

場所はカフェに限らず、電車の中やもっと環境音が大きい飛行機の中でも効力を発揮してくれました。

それからというもの「なんだか」が現れたときには、このMM1000を使うようになり精神の安定もたらしてくれました。

◆あえてネガティブポイントを言うなら

めちゃくちゃ声の大きい人が近くにいると、効力は働かないということです。

ちゃんと話し声が聞こえて、むしろ環境音が聞こえないので話し声がちゃんと聞こえてくることすらあります。

これは欠点ではなく、MM1000の本来の機能として話し声は聞こえるようになっているのでこの製品がというよりは、環境に左右されるポイントです。

◆進化しているデジタル耳せん

私が買ったのは初代ですが、すでに「MM2000」「MM3000」が出ています。

「MM2000」は「MM1000」にあった本体部分がなくなりました。
※公式としてはすでに販売終了

「MM3000」ではついに完全ワイヤレス化

本体部分がないとよりいろんな場所で使いやすく改善されました。

買い替えの時にどれにするか悩みましたが、結局「MM1000」にしました。

私の使い方として、「本体部分があり・有線である」ことがそんなにネガティブポイントにならなかったからです。

その上で、価格帯を考えても、5,000円くらいが私には相当かなと思いました。(amazonではちょい安)

製品というものはどんどん進化していく昨今なので、こんなに1つの製品を長く使い続けることはあまりないのですが、いまだにこれ買って良かったなと思う優れた製品でした。

これからも気になる製品があれば実際に使ってその価値を体感することを意識して買っていこうと思います。

良かった折にはまたネット上で紹介できればと思います。

おわり

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