Q.ケンカをするために必要なものって,な~んだ?
銃なんて持ったことはないが,人を本気で殴ったことが1回だけあり,あのときはちゃんと救急車も呼ばれた.
人を殴ったらどうなるか,知っている.
だから,二度と人は殴らないと決めた.かれこれ10年くらい守っている.
みんなは,人を殴ったらどうなるか知っているだろうか?
血が出る?まあ,それはそう.
まず1つ目,うるさい.
さんざん俺のことをいじめていた,強そうな人間でも,本気で殴れば泣く.相手も人間だし,金玉蹴るなり弁慶の泣き所をバットで殴れば誰でも泣く.マジでうるさい.赤ちゃんか,ってあの時は思った.
いっしょにつるんでいるスネ夫タイプは,だいたい逃げる.だから俺はそいつが痛がるのを20秒くらい,無心で見た.
そして2つ目,二度といじめられなくなる.これが最高だ.
高校に入って,俺は強くなったし,ある意味で「犯罪者=勝ち組」という価値観ができた.野球部だって二度と近づいてこないかった.最高だ.(当時,野球部はみんな強いという印象があった)
3つ目,正気になれる.
殴ると,相手がすごく痛がるから,すごく心が痛い.
それでも殴りたいような奴は,殴っていい.俺は今までに殴られた回数の100分の1くらい殴ったけど,精神的な痛みは100倍くらい与えたと思う.その分だけ,俺は100倍くらい,心を痛めた.
あれからそいつは俺に敬語を使ってくるようになったし,俺も敬語を使って話すようになった.お互いに,喧嘩の恐ろしさを知ってしまったからだ.
二度と人は殴ってはいけないと思った.
あんなことするくらいなら,何でも許せる.
財布もクレカも全部盗まれてもまだ許せる.
知らない奴が俺の家を燃やしたってまだ許せる.
そこで,体操と柔道をやって,護身術を身につけた.賢い大学にいけば,いじめが少ないと聞いたから,勉強もした.
賢い大学に来ると,みんな本当に道徳心があり,いじめなんて全然ない.俺は感動して,本気で勉強をした.すごく賢くなった.
俺は,人を殴ってから,勉強もするようになったし,いじめもなくなったし,いじめの悪いところも分かるようになったし,最高である.
みんなも,とりあえず人を殴ってみたらいいんじゃないだろうか?
近年は,人を何人殺したって無期懲役や釈放ばっかりの日本である.
いじめくらい,大したことないだろう.
どうせいじめで人生を台無しにされるくらいなら,殴って共に台無しになったほうが,よくないか?
もちろん犯罪をしないのはいいことだ.
だが,俺は,「一回だけなら」ケンカをしてもいいと思っている.本気で人を殴って,相手がわんわん泣いて,攻撃をやめるまで,ひたすら殴る.
そして,一回犯罪がどういうものか,体験したらいいと思う.
警察も学校もお前のことが嫌いになるが,法律はお前を守ってくれる.死刑にはならないだろう.刑務所は食事もついてくる.懲役刑になれば,世の中のために働くこともできる.もし相手が死んでしまっても,相手のことがすごく嫌いなら,全然気にならないだろう.いいことづくしだ.
そして,「よかった」と思うことなど,一度もない.
一生,この重りと共に生きていくしかない.
それだけの覚悟が,たった一度のケンカに必要なものだ.
答え:覚悟
正解者に拍手!!!!!!!
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