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Tooon社の週報 vol.40 クリエイターにおすすめしたい「安物買い」

「安物買いの銭失い」という言葉があります。この言葉の意味について、明鏡国語辞典(第八版)では以下のように説明されています。

値段の安いものは品質が悪く、買い得と思っても結局は損をするということ。

明鏡国語辞典(第八版)

一方で、「宝の持ち腐れ」という言葉もあります。同じように、明鏡国語辞典(第八版)を引いてみましょう。

役に立つ物や才能を持ちながら、利用しないでしまっておいたり発揮しないでいたりすること。

明鏡国語辞典(第八版)

安物を買えば新たに買い替える必要が出てくるけれど、かといって高機能で高価な物を買ったところで使いこなせないかもしれない。どうするか悩みどころですよね。

どちらを重視するかは各々の立場によって変わってくると思いますが、クリエイターや、これから何かを作っていきたいと考えている人は、積極的に「安物買い」をした方が良いのではないかと私は考えています。

これには、大きく分けて4つの理由があります。ここからは、クリエイティブ活動のひとつとしてカメラを例にして話を進めていきたいと思います。

まず1つめの理由は、機材が安ければ安いほど、早く始められるということです。機材が高ければ、それを買うお金が貯まるまでに長い時間待たなければなりません。一方で、機材が安ければ、お金が貯まるまで待つ時間が短くなります。機材が良くても、腕が良くなくては意味がありませんよね。上達を目指すためには、とりあえず今の財力で購入できる機材を早く手に入れ、練習を積み重ねるのが良いと思います。

2つめの理由は、宝の持ち腐れを減らせる、ということです。最初から高いカメラを買っても、写真撮影にハマるとは限りません。すぐに飽きてしまったら、高いお金を出して買ったのにもったいないですよね。また、他のクリエイティブな活動を始めたいと思っても、カメラにお金をかけてしまったの分、機材を買うお金を捻出しにくくなります。ハマるかどうか分からない活動であれば、まずは安い機材ではじめてみるのがおすすめです。

3つめの理由は、気軽に使えるということです。高い機材を購入すると、どうしてもそれを大事にしてくなってしまいます。機材を大切にするのは良いことなのですが、あまり大事にしすぎると使う機会を逃していまい、結局は宝の持ち腐れになってしまいます。一方で、安い機材であれば気兼ねなくガンガン使うことができます。どんどん使って、上達を目指していくのが良いでしょう。

4つ目の理由は、安いものと高いものの違いがわかるようになる、ということです。高い機材しか使っていなければ、その機材の良さを十分に実感することができません。一方で、安い機材から少しずつ高い機材にステップアップしていけば、それぞれの価格帯の特性などが分かってきます。違いが分かることはクリエイティブ活動において必ずしも必要でありませんが、将来的にレビュー記事を書く機会があればその知識が役立ちますし、後進に機材選びのアドバイスができるようにもなります。

今回はカメラを例に出しましたが、およそどのようなクリエイティブ活動でも同じようなことが言えます。また、たとえば僕は最近釣りを趣味にしているのですが、特にロッドやリールなどは、カメラと同じようなことが言えると思います。

というわけなので、何かを新しく始めたい方は、積極的に安物買いをしていきましょう!


さて、ミニコラムはこのあたりにして、本題のリリースノートにまいりましょう。

Tooon社の週報では、1週間の社内の動きをサマリとして発信します。
Tooonに興味を持っていただいた方に分かりやすくお伝えしようと思いますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。

12月19日:【Tips記事】ポートフォリオとは一体何? 作成するメリットも解説

Tooonにもポートフォリオを登録できる機能がありますが、「そもそもポートフォリオってどういうもの……?」という方向けに、解説記事をご用意いたしました📝

詳細に解説しておりますので、ぜひお読みいただけますと幸いです!


年末に向けて様々なお仕事が同時進行しており、皆さまにお知らせできるものは以上となりました🙏

また今週も頑張ってまいりますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします💪


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