売れ続けるスパイラルを生み出す、セルフブランディングの考え方。
『私って、どう魅せたらいいですか?』という質問をいただくことがある。
ブランドとしてというのではなくて、『個人として』のセルフブランディングのことを私はあまり言及しない。
おそらく聞いてくれる人が求めていることと、私が答えることは全く別物だからだ。
もちろん、セルフブランディングというものは、自分の未来を実現させてくれるのに役に立つツールだ。
今の自分にとっては、ちょっと難しいのかな、という未来を実現するためには、セルフブランディングを活用すると、よりスピーディにそこにたどり着く。
突き抜けたいという欲求を後押ししてくれるのにも、セルフブランディングの威力だったりする。
あと、自分のファンさえ増えれば、アーティストのツアーグッズのように、自分に関連するものが売れる確率もぐんと上がると思う。
前までは、『その人らしいものを身につければセルフブランディング』という定義でも成立していた用に思うけど、私は、もうこの概念では、成果には繋がらないと思っている。
このnoteでは、私は、ブランディングプロデューサーとして考える、『セルフブランディング』についてお話ししていこうと思う。
ということで、皆さまに伝わりやすいように例を出しながらいくのだけど、ちょっと、私の好きなもので説明させていたいただくことはご了承ください。
自分は、何をどう取り組むべきなのかが明確になることで、間違ったセルフブランディングに惑わされなくなったり、自分の理想の未来を加速させるセルフブランディングが明確になっていくので、読みながら、『自分の場合はどうなのかな?』とメモをとりながら読んでいただけることをおすすめします。
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突然ですが。
私は、お笑いが好きで、毎年のM-1グランプリを楽しみに生きている。
推しの芸人さんはたくさんいるけど、アインシュタインの稲田氏に魅了されているので、最近活躍が嬉しい。
(この写真のトレーナーも特定済みで買おうと思ったけど、自分のヲタクさに冷静になってやめた。)
彼は、いわゆるキャッチーな肩書きを持っている。
インパクトのあるお顔立ちから、「よしもとの宝」と言われたらしい。
いわゆる、事業をされている人が喉から手が出るほど欲しいと思っている、『自分だけのキャッチコピー』だ。
とはいえ、彼の活躍は、このキャッチコピーだけで生まれたものではなくて、セルフブランディングで必要な要素が整ったからという、私の後付けの解釈だけど、そう思っている。
話を戻すと、彼はデビューして14年目だ。大阪では前から色々と出ていたようだけど、去年の東京進出とともに露出も一気に増えた印象だ。
デビュー当初はその、キャッチコピーの威力でTVに呼ばれることもあったけど、それからピタリとTVに呼ばれなくなったという話をしていた。
これは、事業をしている人でも、陥りがちな罠だ。
初動の興味は引くけども、その先まで見据えたセルフブランディングをしていかないと、『次』に繋げるのが難しい。
本当の意味でのセルフブランディングは、雪だるま式に膨らんでいくことまで設計できてからことが機能するものだと思っている。
(ちなみに、このグッズ即完らしい。)
キャッチコピーが招く本当のところ
キャッチコピーは期待値をむやみやたらと上げる装置だということを忘れてはいけない。
また、キャッチコピーで本質を表現することは正直難しい。
だからこそ、その本質を表現するための部分まで練る必要がある。(めっちゃ大事)
彼は、はじめTVにたくさん出たらしいがピタリと出演が止まった。
彼の場合は特殊かもしれない。なぜなら、デビューしたてで、TVに出始めた頃に、『君の顔は、TVNGが、ギリギリNGの顔だよ。』と言われたらしい。
とはいえ、事業をする人も、同じで、このキャッチコピーで人を呼ぶことから始めて、クロージングや一緒に写真を撮ってプロモーションをかけることで、本当の意味で売上を作っている人が多いからこそ、キャッチコピーはあくまでもきっかけでしかない。
売上を始め上手く作れていた人は、キャッチコピーよりも、自分の仕組みに取り組んだ人たちがぶっちゃけ多いというのが、カラクリだと思っている。
とはいえ、こんなの、セルフブランディングの秘密でもない。
ぶっちゃけ、ただの営業力だ。
私のように、営業力がない人は、成果につながるセルフブランディングを仕込むことで、自分にとって苦手なことを極力減らして、結果を出さなければいけないのだ。
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