5. テストのマネジメント(K3)

5.1 テスト組織(K2) 

LO-5.1.1 独立した組織によるテストの重要性を認識する。(K1)
LO-5.1.2 開発部門と同じ組織内に独立した組織によるテストチームがある場合の利点、欠点を説明する。(K2)
LO-5.1.3 テストチームを組織する場合、いろいろなメンバーを入れることを認識する。(K1)
LO-5.1.4 テストリーダとテスト担当者の一般的な作業内容を認識する。(K1)

5.2 テスト計画作業と見積り(K3) 

LO-5.2.1 テスト計画作業には、いくつかのレベルや目的があることを認識する。(K1)
LO-5.2.2 [Standard for Software Test Documentation(IEEE Std 829-1998)]に準拠したテスト計画、テスト設計仕様、 テスト手順のドキュメント内容をまとめる。(K2)
LO-5.2.3 分析的、モデルベース、方法論的、プロセス・標準準拠、動的・ヒューリスティック、コンサルテーションベー ス、回帰的など、概念的に異なるテストアプローチの違いを明確にする。(K2)
LO-5.2.4 システムのためのテスト計画と単なるテスト実行スケジュールとの違いを明確化する。(K2)
LO-5.2.5 優先順位や、テスト間の技術的、論理的依存性を考慮し、テストケースの実行スケジュールを立てる。(K3)
LO-5.2.6 テスト計画作業で考慮すべきテスト準備活動やテスト実行活動をリストアップする。(K1)
LO-5.2.7 テスト関連作業に影響を与える要素を再確認する。(K1)
LO-5.2.8 メトリクスをベースにしたアプローチと、経験をベースにしたアプローチという概念的に異なる見積りアプローチの違いを明確にする。(K2)
LO-5.2.9 特定のテストレベルやテストケースのグループにおける開始基準および終了基準が適切かを見分け、その正当性を説明する。(例えば、統合テスト、受け入れテストなどのテストレベルやユーザビリティテストのためのテストケースのグループなど)(K2)

5.3 テスト進捗のモニタリングとコントロール(K2) 

LO-5.3.1 テストの準備や実行をモニタリングするメトリクスを再認識する。(K1)
LO-5.3.2 テストのレポートやテストのコントロール(例えば、摘出、修正した欠陥の数、合格・不合格のテストケース数) でのメトリクスを目的と活用に関係させて説明し、比較する。(K2)
LO-5.3.3 [Standard for Software Test Documentation(IEEE Std 829-1998)]に準拠したテストサマリレポートの目的や内容をまとめる。(K2)

5.4 構成管理(K2) 

LO-5.4.1 構成管理がテストをどのように支援するかまとめる。(K2)

5.5 リスクとテスト(K2) 

LO-5.5.1 ある問題により、ステークホルダのプロジェクト目的を遂行できなくなる可能性があるという観点でリスクを考える。(K2) 
LO-5.5.2 リスクのレベルは、(発生する)確率と、(実際に発生した場合の被害の)インパクトにより決まることを再認識する。(K1)
LO-5.5.3 プロジェクトリスクとプロダクトリスクの違いを認識する。(K1)
LO-5.5.4 代表的なプロジェクトリスクとプロダクトリスクを認識する。(K1)
LO-5.5.5 テスト計画作業で、リスク分析やリスクマネジメントをどのように使うのか例を挙げて説明する。(K2)

5.6 インシデント管理(K3) 

LO-5.6.1[Standard for Software Test Documentation(IEEE Std 829-1998)]のインシデントレポートの内容を認識する。 (K1)
LO-5.6.2 テスト期間中に見つけた故障のインシデントレポートを書く。(K3)

JSTQB FL 学習の目的

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