4. テスト設計技法(K4)

4.1 テスト開発プロセス(K3) 

LO-4.1.1 テスト設計仕様、テストケース仕様、テスト手順仕様の違いを明確化する。(K2)
LO-4.1.2 テスト条件、テストケース、テスト手順の用語を比較する。(K2)
LO-4.1.3 テストケースの質を、要件と期待結果との間の明確なトレーサビリティの観点からチェックする。(K2)
LO-4.1.4 テストケースを構造化されたテスト手順仕様に変換し、テスト担当者に必要な知識レベルで詳細化する。 (K3)

4.2 テスト設計技法のカテゴリ(K2) 

LO-4.2.1 仕様ベース(ブラックボックス)と構造ベース(ホワイトボックス)のテスト設計技法がどちらも有効である理由を認識し、それぞれの一般的な技法をリストアップする。(K1)
LO-4.2.2 仕様ベースのテスト、構造ベースのテスト、経験ベースのテストの特徴と共通点、および違いを説明する。 (K2)

4.3 仕様ベース/ブラックボックスのテスト技法(K3) 

LO-4.3.1 同値分割法、境界値分析、デシジョンテーブル、状態遷移図/表を用いて、ソフトウェアモデルからテストケ ースを作成する。(K3)
LO-4.3.2 上記の各テスト技法の目的を理解し、どんなレベルのどんなテストで使用でき、カバレッジをどのように計測するかを説明する。(K2)
LO-4.3.3 ユースケーステストの概念や利点を説明する。(K2)

4.4 構造ベース/ホワイトボックスのテスト技法(K4) 

LO-4.4.1 コードカバレッジの概念、価値を説明する。(K2)
LO-4.4.2 ステートメントカバレッジとデシジョンカバレッジの概念を説明し、この概念は、コンポーネントテスト以外のテストレベル(例えば、システムテストレベルでのビジネスプロセス)でも使える理由を説明する。(K2)
LO-4.4.3 ステートメントテスト、デシジョンテストのテスト設計技法を使い、制御フローのテストケースを作成する。(K3)
LO-4.4.4 定義された終了基準を考慮し、完全性のために、ステートメントカバレッジとデシジョンカバレッジを評価する。(K4)

4.5 経験ベースのテスト技法(K2) 

LO-4.5.1 よくある欠陥を摘出するために、直感、経験、知識をベースにしてテストケースを作る理由を考える。(K1)
LO-4.5.2 経験ベースのテスト技法を仕様ベースの技法と比較する。(K2)

4.6 テスト技法の選択(K2) 

LO-4.6.1 テストベース、それぞれのモデル、およびソフトウェア特性の目的にあった特定の背景に応じたテスト設計技法を分類する。(K2) 

JSTQB FL 学習の目的

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