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赤ちゃんの睡眠に不安を覚えたので体動センサ『スヌーザ・ヒーロー』を試した

覚悟はしていたつもりだが、産後は赤ちゃんの"ねんね"に悩まされた。

なかなか寝ないし、寝付いたと思ってベッドに寝かせると起きる。やっとスヤスヤ眠ってくれたのでこちらも身体を休めなくてはと思うも赤ちゃんが生きているか、呼吸はできているかと心配で何度も赤ちゃんの胸にそっと手を置いて確認をしてしまう。

産院に入院していた時には医療用の体動センサーをベビーコットにつけていたことを思い出し調べてみるもかなり高級な品だと知る。そこで一般家庭向きの簡易体動センサ『スヌーザ・ヒーロー』を見つけたので取り寄せた。

たまごっちよりもひと回り大きいくらいの機械で、オムツに挟んで固定する。肌に直接触れる部分はシリコンで出来ているのでひんやりしたり当たって痛いということはなさそう。
操作もシンプルで説明書を読めば簡単に使える。これで私の睡眠が確保される・・・。

と思ったが、ものの数分でスヌーザ・ヒーローのアラーム音がビービー鳴り飛び起きる。問題ない、呼吸している、誤作動だった。誤作動というよりも取り付けが上手くできていないのか次第にズレてしまい、肌から浮いてしまっていたようだった。ビービー鳴り響くアラーム音を早く止めなければと焦り、なかなか停止が出来なかった。幸いにも子はアラーム音に起こされることなく眠ってくれていたのでよかったのだが、次にまたアラーム音が鳴ってしまった時に同じように眠り続けてくれるとは限らないなと思うと怖くて外してしまった。

その後も午前中の短いねんねの時に何度かチャレンジをしてみたりしたものの、どうも上手く使いこなすことが出来ず、残念なから我が家ではあまり活躍させてあげることが出来ないままあっという間に新生児期は過ぎ、生後2ヶ月を迎えた頃からはこちらも赤ちゃんの生活にもだんだん慣れてきたからなのか私もそれなりに眠れるようになってきたのでつい先日スヌーザ・ヒーローを手放してしまった。そこそこお値段のする商品だったので、もっと使えたらなぁと心残りだった。

先日、生後3ヶ月を迎えた。これも予想通りではあるけれども、ありとあらゆる子育て論に振り回された3ヶ月だったように思う。寝てくれない、なぜか泣き続ける、おっぱいがうまくいかない、湿疹が治らない等々、次から次に悩みや心配事で溢れてその度に本やネットで情報とにらめっこをしてはあっという間に一日が過ぎていった。この先も自分への戒めの為に書いておくと、ひとつとして同じ子育ては存在しないのだから、決して"上手くいかない"などと思いつめることなく、"なんとかなる"、"こういう日もある"となるべく大らかな気持ちで深呼吸をして我が子と笑顔で向き合っていきたい。


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