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みんなに好かれなくてもいい

みんなに好かれないといけない……。

そんなこと思っている人がいるみたい。

でも、その人は不幸です。

だって疲れるだけだから。
おまけに、その努力は決して報われない。

人間関係で疲れてしまう人は、みんなに気を使いすぎているのが原因ですね。気を使いすぎるとどうなるのか?

なめられます。
馬鹿にされます。
見下されます。

それは、媚びを売っているようにしか見えないから。
媚びを売られると人はつけ上がります。

人間関係に上下関係ができてしまいます。
従わせる側と、従わされる側。

ただただ「従わされる側」になっているのに、その構造に気づかないものだから、その関係はさらに明確なものへとなっていく。

“負のループ“ですね。

その結果疲れ切ってしまいます。


そもそも、みんなに好かれることなど不可能です。
人には好みがあるから。

なんとなく気が合う。なんとなく気が合わない。
そんな理屈では説明ができないことがあるからです。

まったく同じことを言われたのにも関わらず、
Aさんだとなんとも思わずに、Bさんだと頭にくる、そんな経験は誰でもあることでしょう。

赤色が好きな人に、青色の素晴らしさを語ったところで、説得できるでしょうか?心底青色好きに変えることなどできるでしょうか?

みんなに好かれることなど、それくらい馬鹿げた話ですよ。

そこに気づかないから、結果疲れ果ててしまうのです。



インフルエンサーと呼ばれる人たちがいます。
その人には何十万人ものフォロワーがいて、その人の言葉をありがたく受け取るフォロワーたち。憧れの存在ですよ。

ですがその半面、わざわざインフルエンサーの悪口をSNSでばらまく人もいるのです。ときに「炎上」といって大きな批判にさらされることもあるくらいで。

何故、こんなことが起きるのか。

理由のひとつは、みんなに好かれようなどと思っていないから。

自分の立ち位置を明確にして、それに賛同する人たち「のみ」に発信を続ける。

そこからこぼれた人たちにとっては、腹立たしい存在となるのです。

ここで大事なことは「のみ」。
対象を限定しているということです。

その姿勢は敵もつくるが、
同時に仲間もつくる。

強い結びつきへと発展していく。

もし、インフルエンサーがみんなに好かれようと振る舞っていたら?
果たして、その強い結びは生まれたでしょうか?


みんなに好かれようとするなど無理です。
無理なことをしようとしているから辛くなってしまうのです。

はじめから無理はしないと割り切った方がきっと楽になれますよ。

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