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★今日は「京都議定書」・・・京都の底意地!



京都がブチ切れた!!

京都議定書の概要~発効しなかった裏話~京都の底意地!
地球温暖化対策京都会議が1997年に京都で開催され、1990年を基準に削減目標を国ごとに決め、世界全体で5%削減目標を達成するための協議が行われ採択されたのにもかかわらず、経済を重視する大国の思惑が交錯し実際には発効せず・・・8年後の2005年にやっと発効することとなった。

これらの思惑に対し、京都がブチキレタ!!

そもそも大企業を対象として 環境負荷抑制のための認証(ISO14001)は実行計画と実施エビデンスの監査に莫大な費用がかかり、小規模事業者や団体、さらに地方行政などが実施できるものではなかった。(監査法人ばかりが儲かる仕組みじゃん!ヽ(`Д´)ノ) しかも、日本の大企業と中小企業の割合は0.3%対99.7%で圧倒的に中小企業が多、大企業1.2万社、中小企業420万社。他国も同じようなもの(中小企業の割合:アメリカでは99.7%、ドイツでは99.5%、イギリスでは99.9%)

世界はどこ見てんねん!!ボケ~!と思った京都は誰もアプローチを行ってこなかった経済活動母体としての中小企業や小規模団体が、(行政が自前の監査グループを作り)ISO14001認証に比べ圧倒的に安価(100分の一くらい)に取り組め、しかも実効力の有るEMS(環境マネジメントシステム)を1999年にKES規格初版を世に出し2000年から実行しはじめた。

その実効力が話題となり日本の他の自治体も京都版EMSをリスペクトした取り組みを実施し日本全国に広がり、環境先進国として歩み始める切っ掛けとなり、我が神戸市でもKEMSと称して同様のシステム運用が2003年に始まりました。

私の以前の会社でも早期に取得しましたが、2005年にKEMS認証に挑戦したことで、実施最中に(あることでボクがブチ切れて!)神戸市の環境局と福祉局を巻き込んで、長崎出身のホームレスを救い出した逸話があるんだけど、また今度・・・

◎京都議定書
https://www.pref.kyoto.jp/tikyu/giteisyo.html
◎EMS(京都府環境マネジメントシステム)
https://www.pref.kyoto.jp/kankyo-ems/
◎KEMS(神戸環境マネジメントシステム))
https://www.kemskobe.org/

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