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【全編無料】7月23日福井競輪12R不死鳥杯決勝

ご拝読いただきありがとうございます!
サマーナイトフェスティバル決勝では、難解なレースを3連単30点で見事的中することができました!

予想のスタイルは開催節の状態とレース展開を考察し、買い目を決定します。
オッズを見ない予想スタイルなので、世間の評価と一致している時もあれば乖離している時もあります。
地元福井の絶対的エース脇本雄太とその弟勇希の初連携という大注目な決勝戦
では、早速考察にいきましょう!

目次


選手紹介

①脇本雄太

初日特選
サマーナイトでは調子がいまいちで、連日バックを取れない競走
決勝では古性がSを取りから、突っ張り先行を敢行し見せ場を作った
調子が不安だったここは寺崎の番手戦
先行力高い新山相手にどうなるか注目されたが、一旦前に出しての巻き返し
そのタイミングを完全に脇本が見ておらず、寺崎は単騎ガマシに
追い上げる脇本は中段浮かされる形になり厳しく思えた
しかし最終バック眞杉の捲りを送り出してから発進すると、別次元の脚で捲り切って1着
強い脇本が地元で魅せてくれた
二次予選
初手から最後方に位置すると、赤板の周回でも動かずスローな流れに
こんなレースにしてしまうと前も脚を使っていないわけで、捲り切るのが難しいのが普通だが、脇本は普通ではない
前を走る坂本も抵抗を見せるが、きっちり捲りきっての1着
強すぎる
準決勝
藤井栄二の番手戦
藤井が漢気先行を見せると、番手捲りで後続をぶっちぎっての圧勝
この展開なら流石に東口も追走みせワンツー
地元の大スターがきっちり決勝へと駒を進めた
まとめ
特選で寺崎の先行、準決勝で藤井の漢気先行はあったものの、圧巻のパフォーマンスで完全優勝王手
弟の勇希と初連携が決勝の舞台で叶った
ラインも近畿5車と超強力
優勝を逃すわけにはいかない

②新山響平

初日特選
寺崎-脇本と並ぶ強力近畿ラインにどう挑むかというレースだったが、新山は先行勝負に出た
寺崎がそこまで突っ張らなかったため前に出て、寺崎の仕掛けに連携が乱れた近畿勢のおかげで2番手追走
最終バックでは別線の仕掛けを待たず寺崎を捲っていくシーンもあり、6着入線も調子は悪くなさそうだった
二次予選
十八番と言える前受け突っ張り先行
車番が悪くてもスタート力高く、前を取れるのが強み
後ろのラインは全く動くことができない逃げで、そのままラインで上位独占
好調維持
準決勝
地元の寺崎との対戦
2車ということでまたしても寺崎は送り出す作戦
後ろが動かないことを確認すると、徐々にペースを上げての逃げ
寺崎も車間を切って自分のタイミングで仕掛けるが、番手竹内が大仕事
稲川の内に切り込んでの牽制のおかげで寺崎を再度ブロックする形になり逃げ切り1着
後ろでごちゃごちゃしたにせよ、この押し切りは強い
まとめ
今年まだ決勝でいいところがない
そしてここも近畿が5車結束とかなり厳しい戦いが予想される
好調を維持し続けているので、どこかで大きなレースを取るとは思うが、今節かは微妙なところ

③山田庸平

初日特選
サマーナイトを病欠した山田
調子がどうか不安な特選では、単騎を選択
眞杉ラインの後ろについていたが、眞杉の仕掛けに対して東口が牽制すると、宿口が外に振られた煽りを受けかなりロスをしてしまった
とはいえそれまで脚を使っていないので踏みなおし前を追いかけ4着
病欠明けのレースとしてよい刺激が入ったとみる
二次予選
土生が地元脇本の準決勝行きのために漢気先行
水谷が離れ、3番手にうまく入れたが水谷が良い位置まで粘ってくれたので、脇本の番手捲りで完全に合わされてしまった
松岡が内に切り替え、山田は外へ浮かされ苦しくなった
4着入線だったが、宿口のイン抜きがあり、繰り上がりで準決勝進出
番手の松岡は余力ありありだったのに対し、山田は出脚が良くなく、調子はあまり良くないとみていい
準決勝
サマーナイトを制した眞杉、福井の25歳コンビに挑むレース
岸田が漢気先行を見せ、捲り合戦になりそうなところ、眞杉の捲りに完全に合わせて発進
番手松岡が内外捌きまくってくれたおかげで3着入線
松岡の誤算は近畿3番手藤井の脚が残っていたことで、恐らくそれを見越していたら山田を見捨てて縦脚伸ばしていたと思う
連日運に恵まれての決勝進出
まとめ
病欠明けで調子はいまいち
決勝には進めたが、相手関係や番手の仕事のおかげ
決勝では再度単騎になるが、近畿ラインの後ろなら6番手だし、東北勢の後ろについても叩かれて8,9番手になる苦しいレース
新山と脇本弟の争いが長引けば多少チャンスは生まれるが果たして

④根田空史

一次予選
近況パッとしないレースが続いている
2車でも積極的に先行すると、3番手追走した松本に直線交わされて3着
本来の調子なら振り切っていそうなだけに少々不安な立ち上がり
二次予選
またしても相手が超軽い番組
8番手からカマシて主導権を握ると、番手和田の仕事もありラインワンツー
正直F1戦より微妙な相手と競走している気がするので、負けたらまずいレベル
調子の判断はまだ保留
準決勝
藤井栄二が地元のスター脇本を決勝へ導く漢気先行
6番手を追走すると、吉田が前を追えなくなったタイミングで発進し、3着入線での勝ち上がり
鼻から3着での決勝進出を狙ってたのか?と思うくらい何もしないレース
運よく決勝入り
まとめ

決勝では単騎
脇本のスピードについていける脚は無いし、番狂わせを演出できる状態にも無いというのが正直なところ
山田と同じくどこに位置しても厳しいレース展開になる

⑤竹内智彦

一次予選
道場の番手戦
道場の7番手からの捲りにピッタリ追走して2着入線
さすがにあのタイミングでの捲りを差すというのは厳しいので、2着入線でも調子は悪くないとみてよい
二次予選
新山の番手戦
新山が前受け突っ張り先行に出ると、後続は全く動けず
直線最後きっちり差し交わしての1着入線
人気は新山の押し切りに集まっていたが、競輪ファンに維持を見せた
調子良いとみる
準決勝
再度新山の番手戦
新山が2車でも先行すると、ぴったり追走
寺崎の捲りをきっちり止める働きを見せ、内に切り込んできた稲川の牽制を貰いながらも3着入線
新山を残す好援護見せ、調子は上々
まとめ

点数を維持しながらも記念レースやタイトル戦での決勝からは遠ざかっていた
調子は悪くないので、新山の番手で近畿に風穴を開けたいが、全ては新山の頑張り次第

⑥藤井昭吾

一次予選
藤井栄二の番手戦
7番手からの捲りに乗って、大外ぶん回して2着入線
混戦のゴール前、上がり最速の脚で飛び込んだ
前にあのタイミングで捲りにいかれると、後ろはかなり厳しくなるのが普通だが、余力たっぷりの縦脚
好調とみてよい
二次予選
寺崎の3番手
寺崎の7番手からの捲りに山本が藤井の位置牽制見せた
しかしその牽制を受けながらも踏みなおし、前に追いつくと、再度大外ぶん回して3着入線
あれだけロスがありながら外を伸びているのでかなり調子がよいとみていい
準決勝
岸田の3番手
岸田が漢気先行を見せ、脇本の番手捲り
ぴったり追走すると、脇本を信頼して、山田を牽制しない好判断
もしあそこで牽制していれば、内に松岡もしくは園田が切り込んできて捌かれてしまっていた可能性が高い
最後は狭いコースをしっかり踏んで3着入線
本当に調子が良い
まとめ

かなり調子が良いので、今開催が再浮上のきっかけとなりそう
序列的に決勝は近畿の5番手になってしまうが、脇本が絶好調すぎる故に後ろが離れたりもあり得る
そうなれば切り替えしやすい位置なので、確定板入りするチャンスも十分
しっかり5番手という位置からも入線を狙いたい

⑦稲川翔

初日特選
近畿ラインの3番手
最終ホームで寺崎を追走できず外に浮いた脇本を迎え入れる為にバックを踏まされた
その後絶え間なく動く展開の中、最終バックで踏み出したいところに山田が合わさってしまい、脇本の捲りを追走できなかった
5着ながら脇本を迎え入れるあの動きは見事だし、あれがなければ脇本は沈んでいた可能性が高い
5着ながら調子が悪いわけではないとみる
二次予選
脇本の番手戦
脇本が7番手で動かずスローなレースにすると、打鐘前からのロング捲りに最終1コーナーで口が開いてしまった
そこに内から山岸が飛び込み、朝倉に捌かれそうになったが、朝倉はケンカを売る相手が悪かった
稲川が逆に朝倉をタックル一発ぶちかまし、3番手追走
そのまま3着入線となった
脇本の組み立てが番手以降にきつすぎるので、仕方のないレースだったか
準決勝
寺崎の番手戦
新山の逃げに対して3番手追走で車間を切り、余裕のある捲りを見せるかと思われた寺崎だったが、番手の竹内が好調で寺崎は勢いを止められてしまった
稲川は内に切り込むと、外を走る寺崎まで影響の出る強烈なタックルで竹内を捌いて2着入線
正直あの一発が無ければ、寺崎と竹内の着は逆だった気がするが…
とはいえ本人の調子はまずますか
まとめ

前節で失格があり、おとなしい走りをするのかなと思いきや、相変わらずの稲川
決勝では脇本兄弟の後ろ3番手を固める
番手捲りの展開が予想されるが、踏み出しに合わせることができるか

⑧脇本勇希

一次予選
細切れ戦のここ、7番手に構えてしっかり捲り切る競走
フォームが兄にそっくりで、直線に入った後の顔を斜めにしてもがく表情も本当に似ている
番手清水が捌かれそうになったり、稲毛仕掛けに離れそうになったりするシーンはあったが、結果的にラインワンツースリー
負けられない開催で堂々のパフォーマンス
二次予選
土生の番手戦
土生が一次予選で地元伊原を背負いながら構える競走をしたので、潰されてしまわないか心配だったが、ここでは漢気を見せてメイチ駆け
番手捲りを繰り出すと、しっかり押し切って1着
土生の思いに応えて準決勝進出
準決勝
岸田の番手戦
岸田も同じく地元で決勝へ進みたい気持ちはあったと思うが、ここでは漢気先行
岸田の思いを受け取った脇本は強敵眞杉が居ながらもそれらを跳ね除け1着で堂々の決勝進出
まとめ

大スター脇本の弟としてプレッシャーもある中、着実に力を付けついに兄弟連携が地元記念の決勝という舞台で初実現
相手は先行力輪界ナンバーワンといえる新山
近畿5車の先頭を任された大舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるか

⑨東口善朋

初日特選
近畿の4番手
近況調子が良いだけに追走は問題ないと見ていた
しかし、脇本が寺崎の仕掛けに反応できずラインが分断され、外に浮いた脇本を稲川が迎え入れるタイミングでバックを踏まされる展開
稲川の踏み出しが遅れると、東口も苦しい展開になってしまった
初日の内容は度外視でよい
二次予選
岸田の番手戦
岸田が打鐘でカマシて先行すると、後続を突き放す逃げをみせ、最後はきっちり差し交わしての1着
岸田が強すぎて、特にいう事のないレース
準決勝
近畿ラインの3番手
藤井栄二が漢気を見せ、しっかり先行すると、番手捲りを脇本が決めて東口はぴったり追走
これも展開が良すぎて特にいう事のないレース
まとめ

脇本との連携では離れてしまうシーンが目立つ東口
しかし、近況かなり好調なので、ここでは離れずに追走できそうに思えるが、決勝の並びは近畿の4番手
稲川が離れてしまうと影響を受けてしまう位置なので、東口の着は稲川次第になってしまうか

レース展開

脇本はスタート早くないので、初手の並びは新山の前受けになる可能性が極めて高い
単騎勢はここの後ろが欲しいところなので、積極的に前に行くか
初手の並び①:25・3・4・81796
この並びが大本線だが、注目は脇本弟が新山を叩けるのかというところ
近畿勢は新山を叩けなくても良いと見ていると予想
狙いはハイペースな展開にして3番手を取り切る展開
稲川が近畿の3番手な理由はここにあって、新山ラインを追走する単騎のどちらかを押し込んで位置を奪い、脇本兄を迎え入れるのでは
単騎の山田と根田は両者調子が良いわけではないので、稲川に一発貰えば高確率で後退
25・1796・4・3・8の最終周回
最終バックで脇本が前を捉えに行くと、稲川の踏み出し不安
竹内が牽制を見せるが脇本が乗り越える
直線は新山を交わす竹内と、近畿3車が縦脚発揮しての混戦模様
初手の並び②:81796・25・3・4
新山が前を取れなかったときはかなりすんなり逃げられそう
長いラインを活かして波を作りながら新山を牽制すると、流石に叩けず近畿勢がレースを支配することになる
そうなれば番手から脇本が抜け出し、稲川も追走
後ろも離れる事無く近畿で上位独占

買い目

ケース①:新山が前受け
1-5=2796(8通り)
後続はかなり負担の大きいレースになり、脇本の最後の捲りにタイミング合わなければ好調な竹内に捌かれて厳しくなるとみて
(1-2-5は確率低いので少額配分)
ケース②:新山が前を取れなかったとき
1-79-796(4通り)
稲川より東口の方が伸びそうですし、好調な藤井も捨てられないので
1-7-9で決まる確率はそこまで高くないと思うので、そこは元返しくらいの資金配分で、他厚めがいいと思っています

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