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初学者向けのオフショア釣行-準備編

どうもこんにちわ。ぼくたちを取り巻く数多の問題について、よりよい未来のために研究し、考察してみます。今回はオフショアの釣りです。

関東近海なら、相模湾のキハダマグロ(30kg程度)、房総のヒラマサ(5-20kg程度)、ブリ、鹿島あたりのクロマグロ(30kg程度)、カジキマグロ、沖縄やトカラのGT(〜50kg程度)なんかについて、です。

ぼく自身こうした釣りを始めてから3年目の初心者で、まだ釣ったことはありません!!

まず、やってみたいとして、どう準備すればいいのか、さっぱりわからないのがこの世界です。準備の仕方を中心に初学者の方が理解しやすいように、初心者が語る回です。

1.タックルについての総論

1-1ロッド
巨大肉食魚を狙うので、ガチガチの棒みたいでありつつ、きちんとキャッチできるロッドが必要になります。だいたい6-15万円くらいが当たり前の世界です。高いですよね。

メーカーはダイワ、シマノ、カーペンター、MCワークス、マングローブスタジオ、CBONE、リップルフィッシャー、ヤマガブランクスあたりが著名なところです。魚種や釣り方に応じてチョイスします。

1-2リール
これは基本、二択でして、ダイワのソルティガかシマノのステラのどちらかになります。キリスト教を選ぶか、仏教を選ぶか、という分かれ道です。

道を選んだ後、汎用品というか、セカンドライン的にダイワならキャタリナ、シマノならツインパワーがあります。でもやるのならソルティガかステラがいいと思います。

周りの人、もちろん、ぼくも含めてなのですが「買ったはいいもののやらなくなるかもしれないしなぁ」と、そういう気持ちになることってありますよね。そういう気持ちが入ってくると、キャタリナかツインパワーに、場合によってはバイオマスターにまで逃げちゃうと思います。でも、そんな弱い気持ちだと釣れないっすよ、ビッグゲームでは。いきなり精神論で恐縮ですけれどもw

ぼくはシマノ教ですので、ステラです。ただ、ステラにも二つ欠点があります。

・ひとつはまだ持っていない人に勧めてしまうこと
・もうひとつはステラ以外のリールを使うとこれはステラじゃないな、と気づいてやる気が出なくなること

この二つです。そこまで致命的な欠点でもありませんが、高血圧のように長い付き合いになる欠点でしょうね。

リールですが、投げる、巻く、この二つが重要なファクターになります。まず投げる、に関してですが、シマノではステラとストラディックにロングスプールが採用されていて、ワンサイクルで射出される糸の長さがツインパワー等よりも多いです。飛距離が出やすいようですね。ただ、ストラディックは10000番までしか番手がありません。

次に、巻くですが、機械の性能として、100入力した場合に限りなく100に近い出力がなされることが優劣の証だと思います。ビッグゲームでステラ以外を使ったことがないのでわかりませんけれど、ツインパワーではハンドルが歪んだとかそういう話も聞きます。つまり、ステラ以外は100入力しても100に近い出力がなされず、体力のロスが大きくなる、ということかと思います。ステラかソルティガです、リールは。異論反論はありえません。

2.釣り方について

キャスティングとジギングについて、です。

2-1キャスティング
キャスティングは40-120gくらいのルアーを50m〜程度キャストし、引いてくる過程で魚を釣ります。使うロッドの長さは7-8ft台です。

 2-2ジギング
ジギングは100-250gくらいのメタルジグを落とすか、チョイ投げして、海底からしゃくりあげてくる過程で魚を釣ります。ロッドは5-7ft台の尺のものを使います。

ですので、両方やる場合、理想を言えばタックルはキャスティングとジギングで二つあった方がいいです。以下、理由を列挙します。

2-3構造上の違い
飛距離を出すロッドとリールの構造と、海底から快適にジグを引き上げるロッドとリールの構造が違うためです。厳密にそれぞれ最適なものでないと釣れない訳ではないと思います。ただ、キャスティングロッドでジギングをやると使いづらいです。主に、ロッドの長さと硬さが問題になっているかと思います。逆にジギングロッドでは重たいルアーをキャストする際に飛距離を出しにくくなると思います。

2-4チャンスの少なさ
ジギングをしていると急に鳥山を発見したり、魚が湧いてくることがあります。その時にタックルがもう1セットないと、急な対応、ルアーの交換ですね、それは難しいかと思います。

また、キャスティングでも表層を狙う場合と少し沈める場合もありますので、キャスティングもジギングも両方やる釣行であれば、タックルは3セットあった方がベターとなります。相模湾でのキハダゲームを例にとると、理想タックル配備は以下です。

1キャスティング
→フローティングプラグ用
2キャスティング
→ポッパー用
3キャスティング
→CBONEのオズマとかシンキングプラグ用
4エビング
5ジギング

全部揃えると100万円くらいです。ただ、エサでマグロを狙う場合、ミヤエポックの電動リールとかアリゲーター技研のミステリアスなロッドを買わされることになり、こちらも120万円くらいかかるみたいです。そして、エサではひどい時は@100円くらいのイワシを巻きながら行進するとか聞きました。立ち入りたくない世界ですね。

3.上記を踏まえた上でのキャスティングタックルとジギングタックルについて

3-1キャスティングタックル
3-1-1キャストの自由度が高い場合
振りかぶってキャストできる場合であれば、8ft台のロッドが良いと思います。長尺のロッドの方が飛距離がでるためです。ロッドの強さは使いたいルアーに合わせて選びます。ロッドごとにルアーの適正重量、PEラインの適正ダイアメーター、適正ドラグ値がありますので、釣りものに合わせて選びます。ロッドに関しては、汎用性があるというか、ルアーの適正重量のレンジが広いものを選べば、キハダもGTもキャストするという点では専用でなくても対応はできると思います。ただ、かかってからは知りません。

これにステラ、ソルティガの14000番、シマノならXG、ダイワならXHのギアのリールです。

3-1-2乗合でキャストに制限がある場合
アンダーハンドで投げないといけない場合ですね。この場合は7ft前半の短いものの方が取り回しが良いです。キャスティングは一本で行きたい、というのであれば、7ft前半で、キャストキャパが200gくらいまでの剛竿を選んでおくといいのかもしれません。リールは3-1-1と同じです。

3-2ジギングタックル
重複してしまいますが、6ft台の短めのロッドに、ステラの8000PG、ソルティガの8000Pというのが基本になるようです。ハイギアではなくローギアなのは、軽い力で巻ける、巻き上げ量がハイギア、エクストラハイギアに比べて少なく、ジグの操作に適しているから、のようです。曖昧に言うのは、大原あたりでやってる上手い人のタックルがステラ8000PGが多いからです。ぼくは持っていません。そしてハイギアでも良いかと思いますが、どうなのでしょうね。

3-2-1ベイトリールとの違い
また、通常ジギングと言えばベイトリールのケースが多いかもしれませんが、ことビッグゲームのジギングに関して言えばスピニングが優位性を持っていると考えます。理由は二つです。

3-2-1-1力の伝え方の問題
ベイトリールとスピニングリールではロッドの掴み方が変わります。ベイトリールではリールをパーミングしてロッドを握り、肘を支点にして引き上げるような釣り方になりますが、スピニングリールであれば腕全体でロッドを持ち上げることが出来ます。

3-2-2-2ドラグ性能
スピニングリールの方がドラグ性能が優れています。

ベイトリールの優位性としては、重量が同じであれば糸巻き量がスピニングに比して多いケースがある、フォール時のバイトを取りやすい、片手で操作できるので手返しが良い、の三つだと思いますが、ビッグゲームのジギングに関しては、この優位性は特に影響はないと思います。

4.ルアー、フック

4-1キャスティングルアー
著名なメーカーとしては、カーペンター、マリア、シマノ、ダイワ、CBONE、メロン屋工房、マングローブスタジオ、ソウルズ、タックルハウスあたりでしょうか。

シマノ、ダイワの汎用品であれば、一個あたり数千円の前半から5,000円くらいで買うことが出来ます。汎用品でも5,000円、ってのがキツいですねw

魚種、時期、その時点でのパターンにより、バリエーションが必要になります。基本はダイビングペンシル、というタイプで、これにポッパーを組み合わせるのが基本です。ここは好みの問題が多分にあると思いますが、最低限でスタートするのであれば、マリア、シマノあたりのダイビングペンシルで、140mm〜200mmくらいまで揃えておくと対応可能です。シマノの別注平政というルアーであれば、145、160、190、といったあたりです。

4-2メタルジグ
メジャーどころはシマノ、スミス、CBONE、シーフロアコントロール、MCワークスあたりでしょうか。

◆潮緩時ヒラヒラさせる系
・2wayスパイキーセミロング(ラウンドとタフリボーン)
・ネイチャーボーイズ 鉄ジグショート

◆ショート〜標準セミロング
・CB ONE c1セミロング
・シマノオシアキングスラッシャー(アルミ)
・パッションズ おにぎりジグ
・エデュース アレッタ
・ネイチャーボーイズ鉄ジグウイグルライダー、スイムライダー
・シーフロア アロー、メサイアセミロング
・メロン屋 ウィークベイト
・スミス マサムネ
・セカンドステージ セカンドジグメッサ

◆棒、長め、飛ばす系
・mcワークスキラージグ
・シーフロア メサイア
・シマノオシア スピードスラッシャー
・CB ONE D3

一番釣りのうまい友人にヒラマサ用のジグのオススメを聞いたら上記◆の回答を頂きました。なので、この辺を中心に130-220gくらいまでの重量を揃えておくのがよろしいかと思います。重さの考え方としては、水深によって、重さを変える、という考え方が基本だとは思います。

これに加え、風と潮、ベイトサイズを考える必要があります。まず風と潮ですが、場所によって、風向きと潮の流ればめちゃくちゃなような場合があり、水深30mなのに130gのジグでは底を取れないような場合もあります。

また、小さいルアーの方が食いがいいような場合や、水深は浅いものの、ルアーの体積が大きい方が食いがいい場合もありますので、釣れる装備が必要になります。

4-3フック
4-3-1キャスティング
フックはルアーのサイズによって装着するサイズが異なってきます。キャスティングでポピュラーなものはカルティバのSTシリーズです。使用が想定されるのはST46、ST56、ST66です。数字が大きくなるほど、軸が太くなり、それぞれの数字の中で#10から#2/0といったようにサイズがあります。140mmのルアーであればST46の#2/0といったように、ルアーごとの推奨フックの重さを基準に選択します。

例えばヒラマサ狙いで行く場合で、シマノの別注ヒラマサの160mmを使うとします。推奨のフックはST66#2/0ですので4.56gです。釣れる魚が小さそうであれば、軸を細くして刺さりをよくしたり、逆に大物狙いであれば軸を太くしたり、あるいはシングルフックにしたりもしますが、その際、4.56gがルアーの基本の動きを引き出す重量となるため、4.56gと誤差が少ないフックを装着することになります。ただ、トリプルフック間で、軸の太い細いでの互換性はそれほどありません。

4−3−2ジギング
ジギングの場合はシングルかダブルのアシストフックを使います。青物であればフロントだけで大丈夫だと思います。彼らは魚を頭から食べるためです。根魚や他の魚は尻から食ってくる時もありますので、フロント、リアの両方あるいはリアのみの場合もあります。

アシストフックの長さですが、フロントはジグの目の下にあたりに針先がくるようなセッティングが良いようです。リアにも装着する際は、フロントのフックと相互に干渉しないような長さのセッティングが必要になります。

最近はヒラマサ狙いの場合、6/0とか8/0のめちゃデカいフックを使うのが流行りと聞いたことがあります。

5.メインラインとリーダー

5-1メインライン
釣りもの、地形、釣り方によって巻く太さが変わります。例えば相模湾で飛距離が重要で、根に潜る魚ではなく、チャーターとかでおまつりの心配がないような場合であればPE3.0とか2.5でもトラブルなく釣れるかと思います。

一方、房総の浅いところで15kg超のヒラマサを狙うような場合は、PE8とか10でドラグを使わずラインの強さで引き上げるような形になると思います。

特徴ですが、当たり前ではありますが、号数が上がる、つまり太くなればなるほど強くなります。また4本編み、8本編み、12本編みとバリエーションがあります。多数編みの方がしなやかですが、高価になります。号数が上がるほど摩耗性能が上がるものの、キャストの際に飛距離を出しにくくなります。太さに関しては、やる釣りに合わせて選ぶことになります。

5-2リーダー
次にリーダーですが、なぜ必要か。PEラインの特性として、じんわりと引っ張る力は抜群に強いのですが、瞬間的に力がかかるような場合、例えば魚がかかり急にテンションが上がったり、張った状態で垂直方向に何かがぶつかったりするとあっさり切れます。そのため、魚をかけた状態で、魚周辺で予期せぬ障害物にぶつかることを考えるとリーダーは必要になります。

そしてリーダーに使う素材としては、ナイロンとフロロカーボンがあります。フロロカーボンが一般的です。ナイロンとフロロの違いですが、ナイロンは多少伸びてしなやかなものの摩耗性能はフロロに比べて落ちます。そして比重が軽いです。

フロロは伸びないため感度がよく、摩耗性能が高いです。ただ、硬いため、キャスティングで使う場合、慣れないとガイド絡みの原因になったりします。

ジギングに関してはフロロ一択、キャスティングではナイロンとフロロを使い分けます。

6.接続と接続金具

これは本線とリーダーを結ぶノットと、リーダーとルアーを繋ぐ金具、ルアーとフックを繋ぐ金具の三つの話です。

6-1ノットの必要性
ノットに関してはベーシックなのがFGノットです。基本中の基本ですので、手編みでもノッターを使うのでもどちらでもいいと思いますが、ちゃんとやらないとトラブルが続出することになります。

ノットが大きいとキャストする際にガイドとぶつかりガイド絡みが起きたり、スムースにラインが放出されなかったりしてエアノットの原因になりえます。エアノットができたまま魚をかけてしまうと、その部分が破断の原因になります。

6-2リーダーとルアーの接続について
次にリーダーとルアーを繋ぐ金具ですが、リーダー側には通常のスプリットリングではなく、溶接リングを用います。どんなに太いリーダーであっても、スプリットリングだと合わせ目でダメージが発生することがある為です。ですので、リーダーとルアーの接続にはいくつか方法があります

1)リーダー側に溶接リング、溶接リングとスプリットリングでルアーを接続

2)リーダー側に溶接リング、溶接リングとスプリットリングでスイベルを接続、スイベルとスプリットリングでルアーを接続

3)リーダー側に溶接リング付きスイベル、スプリットリングでルアーと接続

まぁ、3でしょうね。ジギングの場合はルアー側にフック用の溶接リング追加されているスイベルを使うのが良いと思います。なぜスイベルがあった方がいいかと言うと、キャストあるいは投下後、ルアーなりジグが回転して糸よれが発生することがあります。糸よれがひどくなるとラインにダメージが発生して、トラブルの原因となります。これを回避するためにスイベルを使うケースが多いです。

また、リーダーとルアー、ルアーとフックを接続するスプリットリングは強度を揃えないと弱いところが破断しますので、強度は統一しましょう。

7.その他装備

ここまで読むのに一苦労ですが、実際に準備を初めて苦労するのが、ノットとルアーの接続だと思います。他、困りそうな点、カバーしてみます。

7-1ノット
ノットに関しては練習あるのみ、です。当初はノッターがあった方がいいかと思います。第一精工のノットアシストなんかがポピュラーですね。

7-2プライヤー
ルアーの接続に関してですが、スプリットリングのサイズが上がると小さなプライヤーでは対応できなくなります。大物用のプライヤーはシマノのパワープライヤーの一択になると思います。が、逆にデカすぎて、小さいリングを開ければなかったりしますので、パワープライヤーとミニリングプライヤーという二つがあるとやりやすいです。ミニリングプライヤーはその辺のハサミよりPEラインを切りやすいです。

7-3ドラグ
ラインごとに破断強度があります。例えばPE4号であればおおよその強さは80lb、36.24kgくらいです。ラインが破断しそうな力がかかった場合に、ラインを滑り出させることでこの範囲を多少融通してくれるのがドラグです。

一般的には強度の15%-30%くらいのドラグ設定を行います。上記PE4号であれば5-10kgくらい。ただし、リールの構造上、ラインが少なくなるほどドラグ力が強くなるので、フルにラインを巻いている状態であれば、15%程度のドラグ設定にするのが良いようです。

設定方法は原始的に行くのであれば、重りをぶら下げて測りますw例えば5kgに設定したいのであれば、2lのペットボトル2本と500mlのペットボトル2本をエコバッグとかにいれ、それとラインを繋いで調整する方法。

より手軽に行くのであればドラグチェッカーを利用します。結構高いですが。。。たぶん、この機械はこのメーカーが寡占してるんでしょうね。

7-4小物
また釣行を重ねるごとに小物が増えていくでしょうから、早い段階で整理整頓できるようにしておくのがよいです。特にスプリットリングはサイズごとにきっちり管理しておくのが良いと思います。下記リンクの商品、使っている人多数です。

釣りってギャンブル性が高く、どれだけ念入りに準備してもダメなケースもあれば、テキトーにやっても釣れるケースもあります。でも大型魚、テキトーにやってるとそこからダメになります。タックル、ライン、リグ、全体バランスのチューニング、どこかに隙があるとそこでクラッシュしてしまいます。

他の魚、例えばブラックバスなんかであればいくらでもごまかしがききますが、ビッグゲームはそうは行きません。ぼくもここ数年で何回か大きそうなのをかけました。

1)多分一桁キロのキハダあるいはつむぶり
→船べりまで寄せてきてラインブレイク。ラインの状態確認ミス
2)多分10kg超のキハダ
→バイトはあったもののフックアップせず。慌ててフックアップ失敗。
3)多分、5kg程度のキハダ
→ドラグ設定ミスでフックアップできず。しかも2回
4)多分、30-40kgくらいのサメ
→ラインブレイク。ラインの状態確認ミス

ドラグとラインですね。ラインはキャスティングの技術向上でトラブルは減少するのでしょう。こうした、微に入り細にわたった点に気を使うのが難しさであり、魅力でもあります。

ぼくも早いとこ大物を釣りたいものです。


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ありがとうございます。他も見てくださいね。
私は元気です。今年は好きな物事で仕事します。 自由、スピードの出る乗り物、精密機械、何か専用の道具、釣り、考えをまとめること、答えを探し見つけること、おふろに入ること、お酒を飲むこと、綺麗な何かを見ること、そうした物事が好きです。 (2019.8.8現在)