釣行記-085【海の上のテロリスト】
どうもこんにちわ。釣行記の085回目でございます。
今回はですね、エサ船です。毎年10月末から11月末までのどこかで、「リベンジ・アオリイカの会」という五目釣りの会合が開催されております。去年、一昨年なんかは参加メンバーが固まってきたようで、彼らと一年に一回会う、七夕みたいな催しです。昨年は大島遠征で参加できなかったのですが、今年はいい織姫と出会えますでしょうか?張り切って参加です。
準備編
エサ、なんですが、まぁ使うかもしれません。でもエサ釣りをエンジョイする前に、今年の私には明確な目標があります。タイラバでアマダイを釣る、です。多少の拡大解釈は許容されますので、まずはルアーで釣るのを目標にします。そのために、考えうる限りの装備も整えてみました。
まずは現況確認します。タイラバというか、アマダイですが、それぞれの習性や、身近なところで釣れている状況を確認してみました。
・友人Y氏:一番釣っている
→てんびん仕掛け、エサは奇跡の海老を使用
・友人H氏:ベテラン
→エサではてんびんを使うけれど、ルアー船でもアマダイキャッチ。その時はサビキを使っていた模様
この状況を鑑みますと、海底から1mくらいをフワフワさせるのがベター、な気がします。そうなると、シンカーは海底に固定というか、てんびん、胴付きの仕掛けがよさげ。が、しかし。
ふつーに釣ってるね。リグを小さめにする、というのがポイントかな。
ジグでも釣ってますね。
フィッシュアローチームはこんな感じ。
もう一人、別の友人に聞くと以下の回答。場所は九州だったらしい。
・リグは東京湾と一緒。ヘッドは60-80gと軽めを使用
・ネクタイなしのスカートのみのリグにアジングワームをつけたものががよく釣れた
・九州ではスカートを多用
・場所によってはアマダイしか釣れなかった
なるほど、地域性もあるのかもしれませんが、これらから導き出せる仮説の中で一番有力なのは、「リグを小さめに、ボリュームを少なめに」ですね。それと魚影が濃いとこなら大抵釣れる。
そうなってくるとこうか。
【タイラバ風でやる場合】
・ネクタイ不要。蓄光スカートはあり
・ワームで釣るのがメイン。フィッシュアローのリングフラッシャー(たくさん持ってる)、エコギアの熟成アクア(たくさん買った)、この辺を基本にローテーション
・場合によってはしもり玉をつけたりして、よりフワフワ感を演出
【てんびんの場合】
・リグだけタイラバを使うのはあり
・基本はワームでの一本釣り。ここでも使うワームがKFSだと思う。前回のディープで釣れたヒメコダイはこのパターン、アジング用のケイムラワーム
・仕掛けがとてもねじれるので、てんびんの接続部分にはスイベル装着、
タックルはあれですね、ソルティガに101あるいはCTがいいですね、きっと。
アマラバ:ソルティガ+101+PE0.6
ジギング:510am+201DC+PE1.0
えさとかてんびん:炎月+ocea301CT+PE1.2
とりあえずこれで行ってみましょう。そして肝心のワームも万全。
わっはっは!!あとは釣れるだけだぜ!!
出航編
いつも4:30にアラームをセットしているのですが、昨夜、飲みすぎたせいでしょうか、友人の電話で気がつきました。どのくらい飲みすぎたか言うとですね
アルバムにこんなのあったのですが、食べた覚えはありません。
そして携帯を見ると5:23。まぁまぁピンチというか、遅刻確定。で、起きた10分後にアラームがなり始めます。腹たったので携帯をぶっ壊してやろうかと思いましたが、そこは堪え、釣り道具は既に準備しておいたので、急ぎ身支度し、ピックして現場に向かいます。
ところで、前日、近所のベンチにこんなものが置いてありました。
むぎ茶。。。このベンチ、摩訶不思議でございまして、いつも何かが置いてあります。時には「もずく」時には「納豆」と、妙に所帯染みているというか、年寄り臭い。で、ですね、この麦茶、今朝にはこうなってました。
まじかよ。まぁまぁびっくり。そして、道程はなんとか5分遅れくらいで到着。急ぎ荷物を積み込み出航です。
実釣編
まずはコマセでイナダを釣り始めます。そんなに迷わずに釣れます。指示タナよりも少し下くらいですかね。サクッと釣れたので殺します。前日に「鬼滅の刃」22冊をKindleアダルトバイイングして熟読しましたので、なんかすげー殺しやすかったです。鰤の呼吸壱の型「血抜き」です。
で斬るたびに、「心を燃やせ、歯を食いしばってエラを断ち切れ」と、頭の中で煉獄が血まみれの笑顔で語りかけてきます。わかったよ、胸を張って釣るよ。
ところで「鬼滅の刃」ですが、ジョジョの奇妙な冒険を源流としつつ、るろうに剣心とナルトのエッセンスを注ぎ込んだナイスな渓流、って認識でいいんですかね?今はやりの映画なんて、「プロシュートの兄ぃ出てくんだよね?」ってずっと思ってましたもの。
煉獄とかぶるわぁ、強そうでかっけーんだけどすぐ死んだし。ジャンプ史上の名言として、安西先生と双璧をなすかのように、煉獄の「胸を張って生きろ」のくだりが多方面で挙げられているようですね。全くもって異論はないのですが、このプロシュートのやつとか、ブチャラティの「覚悟はいいか?俺は出来てる」なんかも小結あるいは大関あたりに入れていいんじゃないですかね。
そんで「呼吸」ってツェペリだよね。てことはですよ、シルクハットのちょびひげとか、アブラぬるぬるの井戸登ったり、鉄球も出てくるの?鬼滅。ていうか出てきたか。
で、イナダですが、追加もして、また殺害したところで早くも達成感に侵されます。なので、隣の人の殺害も幇助してあげることにしました。幇助というか実行犯ですね。「不倫相手を滅多刺しにする気分ってこんな感じですかね?」とか「離婚してくれるっていったじゃない!!」とか寸劇を交えながらシリアルキラー化したところ、以降、隣で釣れた魚は「ねー、〆といてくれる」と完全に死刑執行人になることに。。。で、死刑も飽きたので、ルアーでやろう、と。
はろーはろー。新色だよ。
で、釣れます。
ジェットセッター510amにPE1.0なので容赦なく引き上げてやりました。完全なる達成感に侵されます。
この後、ちょっと大きめのがかかり、残り5mくらいで粘られました。でっかいの?と思いきや
夫婦でした。多分、夫婦。
ひとしきり釣って殺りまして、みなさんお土産が出来たところでアマダイです。
カップ麺
今回はこちらをご準備させていただきました。「それでどうでした?」と思われることでしょう。ですが、なんということでしょう、風が強くて湯沸かし失敗してしまい、危なそうなので直火は自粛しました。なので次回に持ち越しです。
アマダイについて
こんな感じで、ワームを付けて殺っていきます。が、二投目くらいでサバダバダが急遽開始されまして、左右4人分くらいまとめて纏られます。とりあえず引き上げて、面倒なのでラインを切っちゃいます。ノットを組み直し、心機一転、ちょい投げしたところまさかの高切れ。。。再び愛を失うことに。。。
サバダバダが深刻そうなので、ポイントを移動したら。。。
お疲れ様でした。そして、すっきり終わるかと思いきや大惨事が発生します。なんと、クーラーの蓋がしっかりしまっておらず、車載する際に、後部トランクにて、サバ、イナダ、カンパチなんかの血と脂が混じり合った魚汁を車内にまぁまぁの量をぶちまけてしまいました。。。
アウトドアアクティビティ用のゴム製カバーをかけていたけれど、若干、染み込んでいまして。。。不安。。。
2000年代で一番ショッキングな事件だったかもしれませんし、そうではないかもしれません。
総括
◆つりについて
・釣れなかったのでアレですが、やっぱ魚影なんじゃないですか?
◆カップ麺について
11月中はお湯持って行った方がいいかも
◆無くしたルアー
・高切れ:ボーズレスドロップKピンクグロー120g:¥3,300
・サワラorタチウオカッター:ジャッカルビンビン玉:¥2,758。ていうか、玉はビンビンしなくね?
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