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FTインプレッション-055【クーラーボックス】

もくじ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69

どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。今回はクーラーボックスです。以前、YETIとプロバイザーでまとめましたが、知見も増えてきたので再度まとめてみます。

知見その1.アルミソフトクーラー

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こんなやつ。

かつて2個くらい買った覚えがあります。一個は誰かにくれてやって、もう一個はベランダに放置してたらボロボロになったので捨てました。形あるもの全てに言えるのでしょうけど、直射日光っていろいろ滅しますね。これは軽いし手軽だしでいいっちゃーいいんですが、耐久度は低いので長く使うものでは無いと思います。

知見その2.廉価版クーラー

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こんなやつ。とりあえず無いとね、的なやつ。20lくらいのと少し大きめのを買った気がしますが、一個は友人にくれてやり、もう一個はベランダで風雪に耐えております。大規模釣り具屋の店先でバナナみたいに叩き売られてますね。

知見その3.ダイワプロバイザーTSS3500

後輩が長いことシークールキャリーを使っておりました。ドレンがあったり、ちゃんとしたヤツっていいなぁ、と感じ入り、「そろそろ真っ当な、ていうかいいのが欲しいな」と思い配備しました。

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上記画像が私のプロバイザー。旧verです。現行品は下リンクです。

【良い点】
1)35ℓの容量があり、かつ直方体で横に広い形状のため、大抵の釣りものはカバー出来る。ただし、内寸は最大55cmのため、それを超えるような魚、特に折り曲げづらいヒラメとかブリとかは別途相談する必要がある。
2)保冷力も問題なし。夏場でも氷は一日は保つ
3)ある程度の重さがあるので、船上でも滑りにくい
4)蓋は両サイドから開閉可能かつ取り外し可能なので取り回し、ケア共にとても楽、というか便利。最高、ヤッホー!!一度これを味わうと、他のクーラーをみて「なんで片開きなの?」「なんで蓋外れないの?」と能力の高い人がそれの低い人の出来なさを嘆く気持ちが理解できるようになります。

【問題点】
1)メリットでもあるのだけど、例えば保冷剤、飲み物、食べ物を欲張って入れすぎるとクッソ重い。船に載せるのが一苦労
2)直方体で短辺にハンドルと車輪がついている為、例えば他の荷物をスタックして運ぶことが少々難しい。ていうか多分無理。

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これなぁ。。。ハンドルに無理くり固定というか、ロープ等で結びつければ出来なくはないけどすぐに左右にずり落ちると思います
3)おそらく各パネルは数層の構造になっていて、洗うとパネル内部に水が侵入する。大きくわけて蓋と本体ですが、乾燥させるのには、侵入口を下にして斜めに立てかけて乾燥させる必要がある。

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https://slpplus.jp/column/coolerbox

こういう感じ。内部の断熱パネルに影響がないのか心配
4)横が71.5cmあるため、プレジャーボートで乗組員フルパワーで荷物を持ってくるとキツい、ていうか足の踏み場がなく動けなくなる

まあ仕方ないですね。頑張るぞー、と思いこれを持っていくと大抵釣果が振るわず、空っぽで帰ってくることもしばしば。まぁ、仕方ない

知見その4.YETIタンドラ35

抜群にかっこよかったので購入。

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やりすぎ感のある頑丈さアピール。

【良い点】
1)圧倒的なスタイリッシュさ
2)保冷力は最高。夏場でも日陰であれば2日は氷は融けない(自分比)

【問題点】
1)重い。9kgもあります。車の載せ下ろしで一苦労。いや、二苦労か。現地について下ろすので一苦労、載せるのでもう一苦労。苦労したくないなら、そもそも持っていかないか、現地に置いてくるかの二択。
2)取り回しがしづらい。ハンドルが両サイドにあるタイプなので、運搬の際は台車なんかがないと、これ車から現地に持ち込むことで一工程かかってしまう。当然、キャスターもナシ。なのでキャリーに載せるにしても重すぎて固定しずらく、ずり落ちる始末w
3)頻繁に開け閉めするような場合、使い勝手が悪い。頑丈さ優先のためか、開閉がラバーラッチになっており、これの開け閉めがやりづらいこと限りなし。小さな子供には多分むり。
4)容量が地味に26lくらいで少々小さい。その割に重いしデカい

釣りに使う場合は、船にずっと載せておく、とか、船のギリギリそばまで車でいける、とか、荷物が激しく少ない釣りである、等々、そういう幸運な条件が重なりあわないとキツいかなぁ。ただし、「映え」重視のキャンパーにはいいと思います。クマにも耐えられるし。だが海にはクマはいない。

いまでは倉庫で醤油とか味噌とかのボックスになっています。かっちょいいのになぁ。。。仕事の切れ味は抜群なんだけど、納期がクッソ遅い人とかに相通づるもどかしさを感じます。

知見その5.イグルーマリーンブリーズウルトラ

プロバイザー3500では大袈裟過ぎるものの、クーラーボックスがあった方がいいような状況ってあるんですよね。アジとかイカとかカワハギとかの小物の時。あるいは、獲物を持って帰ってくることはなさそうだけど、保冷関係が必要な真夏の船上とか。そういう時用に小さめのが欲しいな、と思い様々物色し、最終的にダイワシークールキャリー2500とタイマンコンペの末に競り勝ったのがこちら

最大の理由は安かったから。あと見た目もまぁまぁ。シークールキャリーが20,000円前後するのに対しこちらは配送料混みで6,000円を切ります。やっす!!

イグルー4.4:シークールキャリー1くらいの比率な図式。

では見ていきましょう。

【良い点】
1)中途半端な曲線がやや気になりますが、見た目はシンプルでスマート
2)シークールキャリー同様、同面にハンドルとキャリーが付いてるのでスタックさせて運搬できる。バケットマウス7000も搭載可能。ただし油断すると転落する

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3)なんたって安い。この見た目と取り回しで6,000円アンダー。多分優勝
4)容量は24l程度。重量4kgと軽い。シークールキャリーもほぼ同様のスペック
【問題点】
1)保冷力は結構低い。ダイワ、シマノとは勝負にならない感じがします。気温が20°くらいの場合、保冷剤は複数入れるないと使いものにならないかも、ていうか保冷剤マスト
2)これまたメリットとの表裏一体なのですが、軽いため船上で不安定。対策としては重たいものを入れて安定させる
3)蓋の開け閉めがまあまあ不便。コツを掴んでもまぁまぁ結構な怪力でなければ片手で開けるのはムリ
4)排水ドレンなし。軽いので洗いやすいからいいけどね。。

今後の展望

プロバイザー3500とイグルー、もう少し改良されれば最高だと思うのですよね。願いとしては以下です。
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イグルーサイズでドレンあり、かつ保冷力強め、そんでイケてる見た目
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もしかして、もしかしてだけどそれを叶えているのがシークールキャリーなのでは。。。

とりあえずやれるだけやってみましょう。てなわけで、改造というか改良します。

イグルーの最大の問題は保冷力です。多分、ダイワ、シマノみたいに断熱材は入っておりません。これをどうにかするにはいくつか案があります。

a案→断熱材を入れる
安物のクーラーボックスの場合、外装・断熱材・内装、という構成になっているようです。そして断熱材は大抵ペラペラの発泡スチロール。なので分解し、断熱材の発泡スチロールにアルミシートを貼り付けることで断熱効果を高めることが出来る、らしい。ていうか実際やってますね。

が、しかし、イグルーでこれをやるのは難しそう。何故なら一体成型であるためです。ムリくりやるとしたら穴を開けて内部に発泡ウレタンか何かを注入するとか。だがしかし、これは現実的ではなく、可能だとしても効果の程は全くわかりませんし、やった結果使えなくなる、とかで徒労に終わる可能性が非常に高い。

b案→保冷剤を滅多矢鱈に入れる
要は6面全部から冷やすことが出来れば、保冷力問題は解決されるわけです。やり方としてはいくつかありそう
b-1→上蓋にベルクロか何かで保冷剤を固定できるようにする
最初にこれを考えましたが、上蓋の保冷力は実はそんなに関係なさそうな。。。一旦保留。
b-2→積み木式というかキャンプファイヤー的に内部で保冷剤を構成する

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こんなイメージ。なのでとりあえずこれを購入。

上手いこと組めばまあまあ効果ありそう。

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イグルーの内寸は36x21x32。果たして積み木状には組めるのか?。

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届きました。試してみます。

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まったくもってお話にすらなりません。

b-3→b-1の発展系で上下前後左右の6面に保冷剤を固定する。やり方は接着式のベルクロテープで固定。保冷剤にはゴムベルトを巻き付けて。。って思ったけど、都度両面テープで貼り付ける方が楽な運用になりそう。始末も掃除も楽チン。

な気が一瞬したものの、よくよく考えると、使用後はクーラーボックスx1、保冷剤x6の掃除が必要、かつ結果的にプロバイザー3500と重さが変わらなくなる、そんな問題が玉突き的に発生しちゃうのよね。が、しかし、これ以上、大きなモノを増やしたくない今、僕にできるベストエフォートがこれのようです。

現状冷凍庫にはサイズ違いで3枚保冷剤があり、さっきオーダーしたやつで2枚の計5枚がありますが、ついでに追加。

これは謎。4個セット¥840(@210)に対し、6個セットは¥1,550(@258)。なんなんだ。。。

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さぁ、すげー冷やすぞ!!

が、このテープ、薄すぎてくっつけることすらできません。両面ベルクロとかラバーネットとかで固定するか、大量に持って行って敷いたり乗せたりして冷やすしか無いのか。。。

そのうちシークール買っちゃいそうな気がするなぁ。。。

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