移動による収穫低減のリセット

8月に鎌倉に移住する。

移住する主目的は息子の保育園。自主保育という形で自然の中で学ぶという哲学に共感。なので3年半住んだ茅ヶ崎を離れることに。

もちろん僕自身のメリットもある。鎌倉はトレランの練習環境には恵まれた土地である。駅周りしか行かない人には意外かもしれないが、自然や坂道も多いし、トレイルもある。走る環境には凄く良い。

引越し費用は50万円ほど。

決して安くはない。だが環境を変えることで入ってくる情報のリセットができることを考えると決して高くはない。(もちろん練習環境も)

前提として、4年周期くらいで引越し続けるって入ってくる情報を新鮮にするにも結構大事なことだと考えている。18歳で東京に出て来てから、同じ場所に住んだのは最長4年ほど。

鎌倉で6回目の引越しだ。

八王子と尼崎、茅ヶ崎は4年ほど過ごした。フィリピンには3ヶ月、ニュージーランド、東京の三田にも2年ほど住んだ。だから引っ越すことに全く抵抗がないどころか、情報がリセットされることが凄く楽しい。

当たり前だと同じ環境にい続けると新しい情報の量は時間の経過とともに逓減する。同じ環境というのは職場や住居など24時間の多くを過ごす空間。今回の話では住居である。

茅ヶ崎の今の家で今後どれだけ住んでいても入ってくる情報は大して変わらない。もう収穫低減の曲線が水平になっている。だからリセットする。それには環境を変える必要がある。引っ越しはそのための手段だ。

仕事に関しても入ってくる情報をリセットするために周期的に変えても良いと考える。新しい環境への適応時に能力がグイッと伸びるので、これを繰り返して能力を高めておくことが安定になるという考え。

同じ環境にしかいないと、その環境以外では無力化されてしまう。一度も環境を変えたことない人だと怖いかもしれないが、慣れてしまうとむしろ同じ環境にい続けることを不安に思うようになる。

子供が小学生に入ったりすると子供の友人関係のこともあるので考えも変わるかもしれないが、今は移住したいときに好きに移住できるように1.賃貸にしておくことと、2.フルリモートが許される組織で働くこと。

ここは譲ることができない。もし今の会社がフルリモートでなくなったらすぐに仕事を変える。家にお金をかけるのではなく、体験や食事など自分の中に蓄積していくものにお金をかけていく。それにはいたずらに生活水準を上げない。環境を変えていくのは楽しいし、人生の醍醐味だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?