この服装で10キロ走れるか?
普段シューズが乗用車だとしたら、ランニングシューズは各メーカーの最先端技術が搭載されたF1のような位置付け。
ただ車ほど高くないので、手が届く範囲で最先端技術が使える分野がシューズである。車や時計、家などどちらかというとステータスを表現するモノに関しては上限値がキリがない。ここにこだわると自分の時間を捧げなければならないので賢くない。
だから別の分野にこだわりたい。ではどういう分野にこだわるのが良いのだろう?
一つは日常の中で行なっている時間が長いモノだろう。例えば、歩くとか呼吸とか姿勢って日常で行っている時間がとても長い。これらを少し改善するだけでも人生に与える影響量は計り知れない。
使用時間が長いものに優先的に投資するコンフォートの原則というものがあるが、これはモノではなく自分自身に対しても当てはまるということだ。
だから以下を改善するように意識する。
1.呼吸
2.姿勢
3.歩く
呼吸は深く長いものを意識する。交感神経優位になりがちな現代においては浅く短い呼吸になりがち。精神の直接的なコントロールは無理だが、呼吸を介して間接的に精神をコントロールすることはできる。身体が先、脳が後の原理原則で呼吸を改善することで精神的にも良い影響がある。
次に姿勢。姿勢は呼吸や歩くにも関わってくる。姿勢が悪いと身体が歪む。歪んだ状態で生活していると痛みの原因にもなる。
そんなに年老いてないのに杖を使用されている方も駅などで見かけるが、姿勢の崩れから来ているのだろう。姿勢が悪い人は総じて体幹が衰えているので、ここはケトルベルやプランクで解決できる。
体幹ができてると、姿勢が悪い状態が気持ち悪く感じられるようになるので自分で気づいて修正できるようになる。普段、どれだけ姿勢が崩れて座っているのかあらためて認識すると怖くなった。
ここで何かお金を払って改善できるとすれば歩くである。現代人は靴を履いて歩くのでシューズは改善できそうだ。前述のように高くない価格で各メーカーの最先端技術が利用できる分野。
なので普段履きもランニングシューズなど機能性が高いモノを選ぶのは良いのではないか。もちろん服装とマッチするデザインかどうかはファッション観点では重要だが、普段の服装もアウトドアやスポーティなファッションにしてしまえばマッチする。
また軽装であること、歩きやすいことは心理的なフットワークにも影響してきて人生のトータルの移動距離にも影響を与えると考える。ということは入ってくる情報量にも影響がある。
シューズ選びのときはデザインで選びがち。もちろんデザインも大事なのだけど、歩き方にも影響が出てくるので機能性を考慮して自分に対しても子供に対してもシューズ選びに向き合い、今から10キロ走れと言われてもそのまま走れるようにしておく。
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