A/Bテストして判断しているか

鎌倉のパタゴニアでTシャツを購入した。ワークポケットTシャツのSサイズ。僕の身長は176cmだがSサイズでちょうど良い感じ。ここら辺のサイズ感は着てみないことには分からない。

パタゴニアはブランドへの理念共感があるので、その代弁者となるブランドロゴが入ったが、気になるのはただ麻の材質。生地が伸びやすそうと購入後に心配になる。

僕は文字通りの面倒くさがりなので、毎回ネットに入れて生地が伸びないように洗うことは避けたい。それに汚れることに注意を払いながら生活するコストもバカにならない。

そもそも管理コストを減らすためにTシャツを全て揃えることにしたのに、選ぶ以外のところに管理コストがかかってしまったらそれこそ意味がない。

やはり服を購入する際には耐久性が重要だとあらためて感じた。気にせず着古してあげること。着古したものはメーカーのリサイクル回収に回して循環させること。

服装を選ぶことで大事にしていることは何か?それは良くも悪くも服装で印象を残さないこと、10年後に写真を見返しても古く見えないことを重視しているのてでブランドは関係ない。

ここら辺を感じることができたのは、パタゴニアのTシャツを購入するという意思決定をしたからだ。このトリガーがなければ自分の価値観をあらためて浮き彫りにできていなかった。

情報の要素って1つだけでは位置が決まらない。とりあえず置いてみることで、それを基準に他の要素がカチカチと規定され始める。ジグソーパズルのようだ。

パタゴニアのTシャツ購入→耐久性は大丈夫なのかな?→やっぱり耐久性が重要!(この感情は動いたから初めて表出)→ユニクロにして1年周期で買い替えるサイクルにしようというような感じ。

良くも悪くも服装で印象残さない。それよりも自分の本体、コアを磨く。人間としての能力、動物としての強さを高める。そして自分の本体で印象に残せるような人間になること。

そんなこんなでパタゴニアTシャツは返品しようかと考えている。鎌倉に物理的に訪問するので、時間というコストがかかってしまうが、自分の価値観というデータが取れたので成功と見なす。

成功か失敗かの基準はデータが取れたか否か。データが取れれば成功だ。大きなお金の使い方をする際に失敗しないようにこういう普段のお金の使い方から見直していく習慣を持つこと。

とここまで書いておいて、結局はパタゴニアTシャツの2枚追加購入に決めて4着ローテにした。

というのも自分が試してもないことを自分の過去の経験から判断しようとしていることに対して危機感を覚えたから。

A/Bテストをしてないのに、どうしてこちらが良いと判断できるのか?それは勝手な決めつけに他ならない。

決めつけで判断して取捨選択していく生き方は自分の価値観に合わない。人生の可能性を狭めるマインドセット。

なのでまずは向こう1年間、パタゴニアTシャツを試してみてから判断することに決めた。ユニクロTシャツに戻るとしても、A/B試したあとなのでそれが最適解だと分かるので良い。

A/Bテストしてから判断しているか?ここは自分に問いかけ続けたい。

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