認知動作型は種目よりフェーズ

子供の脳の発育について親としてはどう接してあげるのが良いのかを考える。

1歳9ヶ月の今は身体の基礎を作るために自然の中で遊ばせてあげるのが良いと考える。

日常動作から離れる動作を行う競技は技術の比率が高くなるので、競争力の観点からだとある程度早めに始めさせてあげる必要はある。

ただ競争力の観点は今回は排除して、脳の発育観点で考えてみる。個人的にはダンス、格闘技、ピアノ(楽器)、言語(英語)は認知動作型なので、脳の発達に役立つのではないかと考える。

考えながら動作を行うというのが共通点で、脳と身体の神経回路の開発が求められるから。これらと継続していると小脳でと処理となり無意識化される。

そのプロセスが脳の発達に大きく寄与する。また別の技や楽曲、言語に着手することで、常に慣れてない状態を作り出すことはできる。

ランニングをしていると、頭を使わなくても走れてはしまう。もちろんフォームを意識したりして全く何も考えずに反復動作を繰り返しているわけではない。

特にロードだと安全な環境なので尚更。リズム運動を繰り返しているので脳としては気持ち良いだろうが、単に同じ動作を毎日繰り返しているだけでは、学習という観点だと成長がなさそう。

慣れたトレーニングよりも慣れてないトレーニングの方が効果が高いということは肝に銘じておかねばならない。慣れてしまったら慣れてない状態に戻すためにトレーニングに変化を加える必要がある。

毎日同じ動作でランニングを行っているのならば、それならば毎日やってるオンライン英会話の方が認知動作度が高いので、ボケ防止にはよほど役に立つ。

英語もそこまで不自由せずに話せるようになっているので次の言語に移るのも手。だが日本語よりは自由には扱えないので脳の情報処理負荷としては良い感じに効く。

ただ認知動作型かって種目よりもその種目におけるフェーズによるのかなぁとおも思う。だから同じ種目でも同じことをやっているのではなく、常に変化を与え続けて、慣れさせないこと。

おそらくトップ選手は型はありつつも、変化を与えて脳と身体にしっかり刺激を伝えるようにトレーニング設計をしていると思う。

ランニングでいうとシューズの履き分けも変化の1つであり同じシューズを履き続けていると脳と身体への刺激伝導率が下がる。

あとはロードだけ走るとしても坂道や階段を取り入れたり、不整地を走るトレランも変化の1つ。もう少し俯瞰して走るという行為を考えていくことにする。

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