お金を払ってでもモノややることを減らしたい

お金を払ってでもモノややることを減らしたいなぁとふと思った。目的はリソースの捻出であり、捻出したリソースを経験値の獲得に回すこと。

モノややることを減らすことに対する個人的なニーズはかなり大きい。モノややることが増えると管理コストがかかる。コストとはお金や時間、精神といったリソース全般を指す。

アウトソーシングもお金を払って自分の仕事を減らすということ。アウトソーシング先が「あれはどうすれば良いか、これはどうすれば良いか」といちいち確認してくる正解のあるゲームを求めてくると仕事が減らない。

つまり仕事を減らすということに対する費用対効果が低いので、こういう会社は淘汰されていく。自走できる人が集まった組織でないと生き残れない。

これはプロジェクト単位でも同じで、メンバーにいちいち具体的に指示をしなければならないと、仕事が減らない。自分でやった方が早いとなる。

仕事とは1.課題の解決と2.相手の仕事を減らすということがある。相手の仕事を減らす(=相手の可処分リソースを増やす)ことも仕事に含まれる。

相手の仕事を増やしていないか、減らせているか?は常に自問自答していきたい。

そもそも日常でやることが多過ぎることで可処分精神も減ってしまう。常に何かやっていないとソワソワしてしまう。時間を無駄にしているんじゃないかと不安になる。

目の前のことに集中できず、僕自身、子供とお風呂に入ってても仕事のことを考えていたりする。これって絶対に幸せな状態ではない。

幸せな状態とは、気にすることがない(=目の前のことにのみ意識を向けられてる)状態なので、行動としては他者から見たら幸せでも自分の中では違う。

話を戻すと、モノややることが減るとリソースが捻出できる。目の前のことに集中できるようにお金を使っていきたい。あとはモノより体験にお金を回す。経験値を得ることで稼げる身体になっていく。

たとえば、いま滞在しているラスベガスではシルクドソレイユのKAを観るし、ロサンゼルスではレイカーズの試合を観る。チケットは共に数万円単位なので安くはない。

だけど、普段からインプットの質を変えていかないとアウトプットが大衆化してしまうので投資だと捉えている。しっかり論点や確認ポイントを決めておき、その経験から何が得られたのか、それをしっかり言語化して整理しておく。

すると消費から生き金に変わる。お金は上手く使えば中長期的には増えていくので、使うことを躊躇ってはならない。

ただ使う点に関してはしっかり検討して、かけるべきところにはドバッと使うこと。そこの起点としてモノややることを減らしていく。

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