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ワクワク感の要素を抽出しておく

藤沢夜市に2日連続で行ってきた。7-9月も2日間ずつ開催されるので、できる限り行きたい。

お祭りは子供の頃からずっとワクワクする。一番古い記憶では保育園時代。夏のお祭りにハッピを着て夕方に保育園に行く。あれほど日中は嫌だった保育園だがお祭りの日だけは例外。

いつもと違う雰囲気。クジを引いて結果に応じたサイズの鈴をもらう。大きな鈴が当たってた友達が羨ましかった。それ以降もお祭りイベントはずっと大好きでこの歳まで来た。

なぜワクワクするのか?を言語化できていない。またお祭りが好きと言えど、昼間の明るい時間帯に行ったお祭りは不思議とワクワクしない。

まずは「夜に外にいる」という非日常感が理由の1つになりそうだ。あとはボンヤリと灯る提灯も世界観を演出してくれている。真っ暗闇の中の暖色系のオレンジの灯りはサウナでも大好きな空間。

藤沢夜市は金曜は18-20時、土曜は17-18時半までいたが、やはり暗くて提灯が灯ってた金曜の方がワクワク感が高かった。もたろん2日目で刺激の量が落ちたというのはあるかもしれないが、確実に僕の場合は暗い方がワクワク感はある。

あとはゴミゴミしていないお祭りもワクワクしない。お店が少ないものそう。お店は分かりやすいが、お客さんもコンテンツの1つのようだ。周りが楽しそうなのでそれが伝播する。

カオスであればあるほどワクワクする。綺麗に整った状態はかしこまってしまう。良くも悪くもご綺麗でないからかしこまる必要がない。食べ物もシェアできるので楽しい。

自分1人ならば買わないであろうものも家族や友人といると買ってしまう。それは味わう目的ではなくコミュニケーションツールとして食事もお酒も購入しているということだ。

よくよく考えてみればスーパーで食材購入して作った方が安いが、お祭りでは財布の紐と価格査定はゆるくなる。また味だけ見ればお店で食べた方が絶対に美味しいがBBQと同じく雰囲気補正で美味しく感じるものだ。

個人的には良い温泉宿で食べたりご綺麗な飲食店で食べるものより美味しく感じる。絶対に前者の方が美味しいはずなのだが、美味しく感じるのは後者なのだ。それは雰囲気補正や自分の状態が美味しく感じるようになっているから。

あとはお祭りは近所で開かれるものに行く機会が多いので、すぐに帰れるという安心感。やはり帰りのことを気にしていたら没入できなくなる。

すぐに帰って寝れる環境はお祭りに集中できる。気になることが少ない方がその対象にフォーカスできるので満足度が高まるというものだ。

お祭りは
・夜に外にいるという非日常感
・暖色系の提灯による演出された世界観
・ご綺麗でないカオスな空間
・周りの楽しい空気の伝播
・すぐに帰れる安心感

ねぶた祭りや仙台の七夕祭り、徳島の盆踊りなど家族でお祭り巡りをしたい。インバウンドの観光客でめちゃくちゃ混みそうなのは微妙だが、それもコンテンツの1つとして楽しめるようになれば良いだけ。日本のお祭りは世界的なコンテンツになるだろうから、これから莫大な数のインバウンド観光客が来るだろう。

とにもかくにも自分がワクワクする要素を抽出しておくと再現性が高まり人生の獲得ワクワク量も増えると思うのでこういった言語化は常々やっておきたい。日本中のお祭り巡りもやってみたい。

ワクワクする要素
・夜
・提灯(暖色系の灯り)
・お店と楽しそうなお客さんの数
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満足度を高める要素
・家族・友人との飲食(空間・時間)のシェア
・家(宿)までの距離

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