日経エンタテインメント・Snowman阿部亮平インタビュー

8/4発売の日経エンタテインメントで阿部亮平さんの特集記事を読んだ。
今号は彼が表紙を務めたこともあり、ファンである私は発売をとても楽しみにしていた。
阿部ちゃんが表紙を飾る雑誌のインタビュー記事は、その彼の聡明さから、どれもいつも読み応えがあり、言葉選びもセンスが良いので、今回もどんな話が聞けるかなと軽い気持ちで読んだら‥もう‥!!
内容が濃すぎて深すぎて‥!! 
私の中で色んな感情が起こり、先週雑誌を手に取ってから1週間、実はずっとこのことを考えていて、感想を書きたくてもX(Twitter)の140文字では到底収まりそうになく‥
この媒体を使って、思ったままを書いてみようと思う。

今回のインタビューはドームのオーラスから3日後に行われ、なんと前日まで体調を崩していたとのこと。
ドームライブの本番では、キラキラアイドルスマイルでファンサをしまくる裏側で、初ドームツアーを成功させたいというグループとしての想いと、何よりも、演出担当としての責任感が彼に重くのしかかっていたのだろう。
ライブの演出はみんなで意見を出し合ってそれをまとめていく、9人だから9通りのアイデアが生まれることが強み、と阿部ちゃんは語っているけれど、それって自分一人で決めていくよりも実はすごく大変なことで、9人だからこそまとまらないこともきっとあっただろう。
メンバーの人数が多いから華やかに見えていいという訳ではなく、9人がムビステに乗った時の安全性や予算のことなど、今回そういう裏事情が赤裸々に語られていた。
きっと阿部ちゃんのことだから、何か小さなことでも起こるたびに演出側とパフォーマー側の両方の立場から、各方面に気を配っていたのだろうな。
とにかく色んなことを乗り越えて駆け抜けたドームツアーだったことがすごくよく分かったし、気も抜けたら体調も崩しやすくなるよね。
改めて阿部ちゃん、本当にお疲れ様。

今回のインタビューで度々出てくる阿部ちゃんの「笑顔が消える」に胸が苦しくなった。
具体的に何のことについてかは本誌では語られていないけど、自分の言動が時に意図しない方向に広がっていってしまうことは、阿部ちゃん自身も分かっていて、これだけ急速にSnowManのファンが増え、認知度も高くなれば、その分色んな意見や反応があるのは当然で、でもアイドルってそういうものだから、と割り切れるあべちゃんはいい意味でクール、強いと思う。
「この言葉はこう聞こえたけど他の可能性もあるんじゃないかなと思うようにしてもらえるとありがたい」という発言には、とても考えさせられた。
そう、結局本人が何を考えているかなんて本人にしか本心は分からないから、こちらは表で見たままを自分の感性で受け止めるだけだよね。
それを全て素直に肯定的に受け止められれば楽なのだろうけど、感情は人それぞれ違うものから簡単にはいかない。
でもそれで良いと思う。
私自身、阿部ちゃんに対して、たまに、ごくまれに、えっ?って肯定出来ないことも実はあったりもして、だからといって彼を嫌いになったり批判したりするつもりは全くなく、どちらが正しいか間違っているかということでももちろんなくて、彼の考えと私の考えはきっと違ったんだろうな、ただそれだけで、そういう私の感性とはちょっと違ったということも含めて大好きだから、ずっと応援していけたらいいなと思っている。

「何を語るかが知性、何を語らないかが品性」最近阿部ちゃんが座右の銘として挙げている言葉で、でも少しはSnowmanの泥臭い所も見せられたらいいなとも言っていた。
私は阿部ちゃんに関して言えば、語らずともその泥臭さはこちらに伝わってきているから大丈夫だと思う。
振り覚えに時間がかかると言いながらも実際には美しいキレキレなダンスパフォーマンス、クイズ番組で調子が良い時も悪い時も結果を出し続けていること、ニュース番組の生放送で緊張しているところ、色んな資格にチャレンジして合格すること。
そこには底計り知れない努力があるって痛いほどわかるから応援したくなるし、同時に阿部ちゃんからたくさんの勇気をもらっている。
ただもし、今現在、本人に何かもどかしさがあるとするのなら、これからは恐れず自由に発信してほしい。
阿部ちゃんの人となり、あなたに知性も品性も兼ね備わっていることは、もう十分すぎるくらい知れ渡っているのだから。

とにかくいろんな方向から阿部亮平という人を掘り下げてくれた今回の日経エンタのインタビュー。
阿部ちゃんの心の内を少しだけ垣間見た気がして、また阿部ちゃんのことをますます好きになりました。
これからもずっと応援しているからね。

写真、表紙も中身もどれも本当に素敵でした!

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