綿騙し編の真相 便槽密室殺人事件の真実とは

注意

この記事にはひぐらしのなく頃に旧作や原作、業の猫騙し編までのネタバレを含みます。







便所の中には犯人がいた

圭一が便所に入ろうとしたとき、便槽には鍵がかかっていた。もしこの時点で梨花の死体しか中に無いのであれば、外から便所に鍵をかけなければならない。しかしそのような描写はない。

梨花自身が鍵をかけたというのも描写からして不自然である。もちろんミスリードで、あのとき梨花はただ便所に入っていただけなのだということは出来るが、そんな考察に意味はない。

最も自然なのは、そのときに中に犯人がいて鍵をかけていた。そしてちょうどそのときに圭一がやってきたと考えることである。

また、そう考えると後に密室殺人として騒ぎになっていないのにも納得がいく。後で犯人が外に出れば密室でもなんでもない。

犯人は魅音

警察は背中の入れ墨によって魅音と詩音を区別できる。よって最後に沙都子と死んでいた、ひいては圭一を地下に匿ったのは魅音である。

このことから、お魎と公由の殺害の動機も、雛見沢の悪しき風習を断ち切りたいのだと説明がつく。また、井戸の中で詩音が見つかったのも、詩音に犯行を勘付かれて魅音が殺害、死体を井戸に遺棄したと考えられる。

梨花殺害の犯人は沙都子

魅音が犯人であるとすれば、便所から圭一を引き離し梨花への熱い想いを語ったのも当然魅音である。しかし、そう考えるとある一つの疑問が沸く。

便所にいた梨花殺害の犯人は誰なのか

そう、この梨花殺害の犯人こそが沙都子である。

事件の真相 魅音沙都子の共謀

沙都子は魅音をそそのかし、あるいは注射をして雛見沢症候群を発症させた。

雛見沢の祟りという悪しき風習、そしてその黒幕は御三家当主であり、主導しているのは梨花である。そして、梨花はなにか怪しげな組織と共謀している。

そう吹き込まれた魅音は、今まで園崎家次期当主として村で起こることを園崎家によるものだと誤解させてきた自身の行いを深く悔いる。

そして、魅音は御三家当主を殺すことでこの悪しき風習を絶つと決心した。沙都子も協力を申し出て、梨花の殺害は沙都子の、公由とお魎の殺害は魅音の役割となる。

しかし、そんな魅音に想定外の自体が起きる。詩音がお魎と公由の殺害に勘付いたのだ。詩音を殺したいわけではない。しかし悪しき風習を絶つためにはやむを得ない。そうして詩音を殺した魅音は詩音の遺体を井戸に遺棄した。

翌日の朝、魅音は夜に犯行に及んだため、寝不足であった。

この日は沙都子が梨花を殺す日である。沙都子には既に魅音から拳銃も渡されている。昼休み、梨花が圭一と話しているのを見た沙都子は圭一を梨花から引き離す。その後、沙都子は梨花を殺害し、便所に入り鍵をかけ、死体を便槽に捨てようとする。

そのとき、またもや想定外の自体が起きた。圭一が便所にやってきたのだ。便所に鍵がかかっているのに気がついた圭一に魅音がすかさず声をかけ、圭一の気をそらす。 

事は上手く運んだかに思えたが、魅音は雛見沢症候群発症の為か、梨花が黒幕であることを圭一に語ってしまう。

しばらく後、魅音は圭一の危険に気がつく。梨花が黒幕であることを知った圭一は、梨花と共謀していた謎の組織に襲われるかもしれない。

そう思った魅音は放課後圭一を電話で呼び出し、地下に匿う。そして、沙都子と落ち合った。

しかし、沙都子はそこで何故か魅音を銃で撃つ。魅音は混乱しながらも最後の力を振り絞り沙都子を銃で撃つ。魅音と沙都子は相打ちとなり、その場で倒れて死んでしまった。

真相は綿騙し編だけで解明できる

この記事を書いているのは業の20話時点であり、既に沙都子が何らかの形で惨劇に関わっているのが明白である。しかし、便槽密室殺人事件の真相を追うことで、綿騙し編の真相らしき姿が綿騙し編だけで明らかとなった。 

やはりひぐらしのなく頃には素晴らしい!!

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