とんきち

大学生 気になる新聞記事への考えや感想を綴ります

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最近の記事

AIが雇用を奪う?

日本経済新聞朝刊2021/8/18 「コールセンター、DXで進化 損保ジャパン AIが回答候補、対話要約も実験」 ■損保ジャパンがコールセンター業務でAIを活用  -オペレーター補助  -自動回答  -要約 コールセンター業務とAIコールセンターでのAI導入が本格化している。 「質問内容がある程度予測でき、 かつそれに紐づく回答をリスト化しやすい」、 このような場合、AIを積極的に活用するのが望ましい。 今は、AIがすべて応答する割合はまだ少ないが、将来はほぼすべての

    • 既存技術に固執するな

      <日本経済産業新聞2021/7/6 「既存の「日の丸技術」と決別を」を受けて> 政府は「グリーン&デジタル」を経済の原動力として位置付けた。 再び日本を成長軌道に導く計画となっているが、具体論になるといささか不安の気持ちが拭えない。 ーーー <デジタル> 半導体ビジネスの本丸で、かつての「電子立国」といわれた日本の姿は見る影もない。 <グリーン> 再生可能エネルギーが一向に進まない。 原子力や石炭火力といった既存技術にこだわり、世界の再エネ産業の成長を見誤った。 ーーー 既

      • 「技術」だけでは世界に負ける

        <日本経済新聞朝刊2021/6/26「全固体電池だけでいいか」を受けて> 「全固体電池」の量産に向け動きが加速している。 しかし、周りを見ず、一点集中してしまうのにはリスクを伴う。 ①需要 EVの液系電池の使用は、今後も続くと考えられる。 全固体電池とのコスト差は大きく、需要は高くなることは現時点で考えにくい。 また、量産が本格化するとコストが下がるとの見方もあるが、液系から置き換わるには、かなりの時間を要する。 →日本は当面、液系の生産能力確保に力を注ぐべき。  (輸送

        • 社会に受容される製品を

          <日本経済新聞朝刊2021/6/17「顔認証×ARを統治せよ」を受けて> 顔認証や生体認証が、私たちの生活にも浸透してくるとなった際に、 問題となるのが「倫理」である。 どんなに便利なものであっても、 使用する私たち「人間」に受け容れられなければ、 普及には至らない。 そして、生産者側は、常にユーザー目線に立つことが求められる。 「社会へのインパクト、悪用による弊害を開発段階から考え、どう普及させるか、あるいは普及させないかを判断する。それが本当の倫理。」 by 梅津

        AIが雇用を奪う?

          日本の木材資源に希望を

          <日経産業新聞2021/6/2「住宅業界に「ウッドショック」」を受けて> ウッドショックとは… 住宅の柱や梁などに使う輸入木材の需給が逼迫して価格が高騰し、大きな混乱が生じている状況。 ▷要因  需要①:アメリカの住宅需要      (低水準の住宅ローン金利/都市から郊外への転居の増加/      金余りを受けた富裕層の購入意欲の増進)  需要②:中国の経済回復    供給①:コロナ禍での労働者(林業、製材工場)の減少   供給②:キクイムシによる森林被害  供給③:海上

          日本の木材資源に希望を

          AIに「使われる」か、それとも「使う」か?

          <日本経済新聞朝刊2021/5/17 「便利で不気味 AIの両義性」を受けて> 私たちの生活を快適にしてくれるAI。 一方で、AIにより、偏見や差別が加速するのではないかという考えもある。 AIは人間よりも公正な判断ができるという見方もあるにもかかわらず、 なぜこのような考えが出てくるのか? ①AIが学習するデータ、AIを動かすアルゴリズムには、「人間」が関わる。その人間に、無意識の偏見が多少なりとも存在した場合、AIの判断にも影響がでるはず。 ②使用するデータは「過

          AIに「使われる」か、それとも「使う」か?

          水素は本当に最適か?

          <日本経済新聞朝刊2021/5/13「第4の革命カーボンゼロ 水素 戦略を聞く 長所活かす用途精査を」を受けて> 最近、「水素」「燃料電池」などなど、温暖化ガスゼロを目指すための単語をよく耳にする。 しかし、本当にそのような未来は今のままで実現可能なのだろうか。 例えば、電気自動車(EV)一つとっても、欧州のような再生可能エネルギーのコストが低い国では現実味を帯びているが、日本はどうだろう? 未だに火力発電が電源割合を大きく占めるなかで、EVを推し進めたとしても、何の

          水素は本当に最適か?

          DX時代に求められること

          <日本経済新聞2021/5/10 メディアのDX「投資惜しまず」>を受けて DXには大きな変化が求められる。 今まで安定を得てきた企業は変化する勇気をもてず、 DX時代から取り残され、「安定」を失うということになりかねない。 企業だけでなく、個々人も同様である。 変化するチャンスがあるのにもかかわらず、 安定を求め、挑戦しようとしない。自分にはムリだと諦める。 新型コロナは大きなチャンスを与えてくれた。 いま、変わらなければ、いつ変わるのか? これから将来ど

          DX時代に求められること