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2023年版 買って良かったもの10選

2023年はやたらと散財する1年でした。というわけで今年買った中から特に「よかったなぁ」と思う商品を10個厳選して紹介します。キミもこの記事を読んで購買意欲を刺激されて散財しよう。一蓮托生!

※ 頭に思い浮かんだ順に紹介していきます。見出しの番号は順位ではありません。

※ サムネイル写真は先日購入してPCデスクに飾っているシーラカンスです。今回は選外ですが、これも良い買い物でした。

松尾千鶴グッズは選考対象から除外しています(紹介するまでもなく良かったに決まっているので)。


1. GALLERIA XA7C-R47

GALLERIA XA7C-R47

全ての元凶

これまで使っていたPCが稼働10年を迎え、さすがにそろそろ新調するかと一念発起して買った新PC。いわゆるゲーミングPCを買うのは初めてということもあり、自作には手を出さずBTOを選択しました。

CPU内蔵グラボしかないPCを長年愛用していた私にとっては、RTX4070を搭載した本機のスペックはまさしく異次元。最新のゲームも生成AIもストレスなく楽しめるようになり、QOLが確実に数段上がった実感があります。

更に、PC作業のみならず私生活全体に対して予想外の大きな影響もありました。

第一に、新PCを迎えるにあたって部屋を片付けたこと。これまでは足の踏み場もないほど散らかっていた部屋でしたが、徹底的に片付けたことで、追加でモノを置く余裕が生まれました。

第二に、このPC1台で一気に30万円ほどの出費となったこと。これで財布の紐が壊れました。

つまり何が言いたいかというと、2023年の私が散財を繰り返す羽目になったのは全部こいつのせいです。こいつめ。

2. WE-TYPKBJIS-SV

WE-TYPKBJIS-SV

GARELLIA購入に合わせて買った有線メカニカルキーボード。

このキーボードのいいところは、なんといってもタイプライターを思わせる特徴的な外観。円形のキーを採用して「タイプライター風」を謳うキーボードは他にも存在しますが、アンティークな雰囲気やしっかりした質感という点ではこのキーボードが唯一無二。キーの軸にはもちろんカチャカチャと軽快な音を響かせる青軸を採用しており、静音性という概念とは完全に無縁。打鍵音のないタイプライターなんてタイプライターじゃありませんからね。キーがやたら高くて打ちにくくも感じますが、そんなことは些事です。

正直、純粋な使い心地だけ見ると100点とは言えませんが、それを踏まえても尚「買ってよかった」と自信を持って言える逸品です。

3. Redmi Pad SE 6GB+128GB

Redmi Pad SE 6GB+128GB

Androidタブレット。

長らく物理書籍ばかり買っていた私ですが、このままいくと本棚がどれだけあっても足りなくなると悟り、漫画とラノベは今年から電子書籍へほぼ全面移行することとしました。買った電子書籍はスマホで読んでいたのですが、そこで浮上したのが漫画の見開き問題。スマホの小さい画面では本を1ページずつしか表示できず、漫画の見開きコマを半分に分割された状態で読むことになってしまうんですね。

その解決策として購入したのがこのタブレット。11インチの画面は文庫本の見開きと大体同じサイズで読書に最適。そして何より最新機種でありながら3万円弱という手を出しやすい価格が購入の決め手となりました。

購入以来、電子書籍や動画視聴の用途で期待通り活躍してくれています。そしてこのタブレットは、次に紹介する製品と組み合わせることで更なる活躍を見せてくれるのでした。

4. ウルトラスリムキーボード TK-SLP01BK/EC

ウルトラスリムキーボード TK-SLP01BK/EC

薄くて小さいワイヤレスキーボード。ひとつ上のタブレットと接続して使うために購入。

この手のキーボードは小さいものでも横幅28センチちょっとの製品が多いのですが、この製品は更に切り詰めて横幅25センチちょっと。この横幅が重要で、なんと11インチのRedmi Pad SEタブレットの横幅とほぼ一致しているんですね。これによって運命的な統一感が生まれ、使用中も持ち運びもタブレットとセットで快適に扱えます。

この製品のおかげでタブレットに文章執筆という第三の役割が付与されました。今までは出先だとスマホのフリック入力で執筆するしかなく、いつも親指がもげかけていたので、かなりの革命です(などと言いつつ今この文章はフリック入力で打ち込んでいます。慣れって怖いですね)。

横幅を切り詰めすぎて一部のキーが打ちづらくなっている点が人によっては気になるかもしれませんが、少なくとも文章を書くだけなら何も問題はありません。

5. まな板&なべふたスタンド(黒)

まな板&なべふたスタンド(黒)

ダイソーで買ったキッチン用品。

本来の用途には全く使っておらず、もっぱら上で紹介したタブレットとワイヤレスキーボードのスタンドとして活用しています。金属製で質感も良好。何より100円は安い

6. ブリック フタ付ドラム缶(レッド)

ブリック フタ付ドラム缶

キャンドゥで買ったドラム缶のミニチュア。

突然アイマスPにしか通じない話をするのですが、LR44の処理ってめちゃくちゃ面倒ですよね

アイマスのライブは伝統的に乾電池式のペンライトを持ち込めないルールとなっており、その代わりに使われるのがボタン電池式のペンライト、そしてその電源として消費されるボタン電池です(LR44はボタン電池の規格)。空になった電池の捨て方は自治体によって異なりますが、私の住んでいる地域では乾電池は普通に捨てられる一方、ボタン電池は家電量販店などで回収してもらうしかありません

というわけで、使い終わったボタン電池は絶縁してこのドラム缶に溜め、いっぱいになったら家電量販店へ持っていくという運用にしました。いかにもエネルギーの残滓を溜め込んでいそうな見た目なので気に入っています。何より100円は安い

ちなみに、figmaなどの1/12スケールフィギュアと並べると丁度いいサイズ感です。

7. ウは宇宙ヤバイのウ!〔新版〕

ウは宇宙ヤバイのウ!〔新版〕

ハヤカワ文庫から刊行されたSF小説。

著者は、代表作『裏世界ピクニック』によって昨今の百合SFブームに火を付けた宮澤伊織先生。そんな宮澤先生が10年前に著した幻のSFライトノベルが新装版となって待望の復活を果たしました。全宇宙を巻き込む超展開と名作SFオマージュを流し素麺みたいな勢いで惜しげもなく連発するワイドスクリーンバロックなプロットは圧巻の一言。

実は私はこの作品のことはかなり前から知っていて、と言っても作品の内容は一切知らず、ただ本作の登場人物の1人州谷州すたにすわふれむ」の名前を「江戸川乱歩的な命名法の一番ひどい例」として強烈に記憶していて、一体どんな作品なのかとずっと気になっていたのでした。今回の復刊で遂に読むことができ、ハンドルネームしか知らないネットの知り合いにオフ会で初めて会った時のような奇妙な感慨がありました。

ちなみに元は男性主人公だったようですが、そこは今や百合SFの旗手となった宮澤先生、復刊にあたって主人公が女性(?)にリライトされ、立派なワイドスクリーン百合バロックに生まれ変わっています。助かりますね。

8. アイデン貞貞メルトダウン

アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』OP主題歌。良すぎるのでハイレゾで買いました

初めて聴いた瞬間に脳内の神曲センサーが全部緑に点灯したので、こんな神曲を書くとはさぞ名のある武人とお見受け致す、と思って作詞作曲を確認してみたら「神曲しか作れない男」として定評のあるやしきん先生でした。道理で神曲のはずですね。電波ソングの王道を征く賑やかな曲調とワードサラダめいた語彙、メロディに調和する心地よい語呂と、それでいて作品としっかりリンクした歌詞はやしきん節の真骨頂。聴くたびに惚れ惚れしてしまいます。

『おにまい』はアニメ放送開始までタイトルすら知らなかったのですが、第1話放映の時期にたまたま聴いたこの曲が刺さったのと絵が好みだったので12話完走しました。良い巡り逢いでした。

9. COTSUBU for ASMR

COTSUBU for ASMR

ワイヤレスイヤホン。正確には買ったものではなくふるさと納税の返礼品。この製品を造っているオーディオメーカーfinalが神奈川県川崎市に本社を置いている縁で、川崎市にふるさと納税をすると受け取ることができます。

今年初めてふるさと納税という制度を利用してみたのですが、その最初の返礼品としてこのイヤホンを選びました。バイノーラル音源特化という異色の個性を持ち、オーディオマニア声優の小岩井ことりさんに「えっちなイヤホン」と評されたことで話題となった同社の有線イヤホン「E500」をワイヤレス化したモデル――すなわち「えっちすぎるワイヤレスイヤホン」です。

実際に使ってみると本当にえっち、というか立体感の再現が実に上手く、簡単に言うと、ちゃんとした音源を聴けば自分の右に居るはずの人の声はしっかり右から、左に居るはずの人の声はしっかり左から聴こえてきます。また全体的に角を削って丸くしたような音質で、そういった点でも確実に音源のえっちさを高めるように造られています。えっちです

10. PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9m

PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9m

Type-C to Type-Cの充電ケーブル。格安ガジェット検証動画などを投稿しているさいちょうさんのデスクツアー動画でオススメされていたのをきっかけに2本購入。

うどんのように柔らかく、それでいて脆さは全く感じないケーブルがとても扱いやすく、思うがままにデスク上を這わせることができます。最大出力100Wは私には正直オーバースペックですが、この高出力に助けられる日がいつか来るかもしれません。

また、充電ケーブルとしての性能とは全く無関係ですが、ケーブルの触り心地が最高です。お金が余って仕方ない人は「撫でる用」に1本多く買ってもいいと思います。


いかがでしたか? これでもまだ今年買ったもののごく一部でしかないというのですから怖ろしいですね。

来年はもうちょっと節約したいところですが、どうでしょうか。まだ年も越していないのに既に「そろそろ良い椅子が欲しい」とか考え始めているので無理そうな気配がします。やんぬるかな。

今年1年ありがとうございました。来年もきっと同じ場所で会いましょう。

では、また。

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