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■土壁の家 環境負荷評価 研究 60年間の環境負荷

●土壁の家の環境負荷について以前のblog でご紹介した記事を再掲させていただきます。
 
  7年前の記事ですが、SDGSや建築と環境負荷について意識が高まっている今こそ必要な記事だと思います。
 ぜひご拝読いただければ幸いです。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。
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● 私が土のシェルターづくりの授業を行っている(2015時点)
前橋工科大とアトリエDEFさんにより行われている共同研究で、
土壁の環境負荷評価を行った研究がまとまりましたので、ご紹介させていただきます。
 前橋市の助成を受け実際実験棟を建て、
内装を土壁とビニル壁紙を使った比較を行ったもので、
日本建築学会関東支部で竹中徹さんを中心に発表されたものです。
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 環境負荷の指標であるCO2排出量と消費エネルギーの建物の建設時の比較は以前ご紹介させていただきましたが、
今回は運用・更新部分の時間軸による比較です。

 

 建物の運用・更新という要素を60年というスパンで考えた場合、
 CO2排出量もエネルギー消費量も土壁はビニル壁紙の

1/10以下

という結果になりました。

グラフで興味深いのは時間とともにその差が大きくなっていくこと。
 つまり、建物を長く持たせるほどビニル壁紙の家は環境負荷が増大し、
土壁の家との差が大きくなる。ということです。


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