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REDTRAINさんに特殊紙が追加されたよ

前からXのスペースで話されていましたが、ワンブックスでおなじみの株式会社REDTRAINさんの商品ラインナップに、新たな特殊紙が先日いよいよ追加されました。

J庭54で企業スペースにお伺いした時に私も実物を見せてもらいましたが、ここに来てまた本を作りたい欲がでてきたので、あの時もっとサンプルを見ておけばよかったなあという後悔。
個人的に言うと、NEW特レーブル輝きが気になっています。選べるのはゴールドとシルバーの2種。

プリントオンさんのサイトが分かりやすいのでシェア。
薄手の用紙らしく、135kgのものでも厚さが0.16mmしかないので、これならカバーに使っても大丈夫かなと思えるのも目をつけたポイント。
REDTRAINさんで選べる特殊紙カバーでは、ミランダスノーホワイトも好きな用紙の一つなのですが、連量130kg(厚さ0.22mm)なのでカバーに使うとちょっと本が硬くなってしまうかも…と悩み中なのです。

ちなみに0.22mmは官製はがきと同じ厚みです。文庫本の表紙によく使う色上質最厚口が0.17mm、カバーでよく使うコート紙110kgが0.11mm、マットコート110kgが0.14mmである事を考えるとやっぱり厚みがあります。(同じ厚みでも用紙によってしなやかさが異なるので、必ずしもミランダ130kgの手触りがハガキと同じというわけではないです)
ただ、企業スペースで実際にミランダ130kgのカバーの本を触らせてもらったところ、400ページはありそうな本だったためか、PPあり+文庫サイズでも全く読む分には支障がありませんでした。相談してみたところ、中の人曰く「ページ数が多い本ならミランダ130kgでも問題ないのでは」とのこと。


NEW特レーブル輝きの話に戻りますが、ゴールド(とアクアブルー)の方は同人誌でもよく使われているのを見ます。ただ、シルバーは初めて見ました。シルバーを取り扱っている印刷所はわりと少ないのかも。
次に作りたい本の作品カラーが青色なのでできればアクアブルーを使ってみたかったのですが、ワンブックスのラインナップにないのでまたの機会に。
使うとしたらシルバーですが、これをカバーにしたらどうなるんだろう。本当に、あの時もっと見本を見ておけばよかった…。


以下、参考用として実物写真と動画をシェアしておきます。



綺麗だなあ。
検索したら、聖☆おにいさんのコミックスもNEW特レーブル輝きだそう。カバー用紙だとしたらPPをかけてあるだろうし、一度実物を見てみたいです。

ミランダは印刷部分のラメが目立たなくなってしまうのですが(なので白部分多めのデザイン向き)、特レーブルは絵柄全体がギラッと輝くのでどんなデザインの本にも合いそう。
特レーブルは耐水性もあるので、PPをかけずにお酒のパッケージなどにも使われるそうです。ただオンデマンド印刷なら印刷部がハゲてしまうだろうし、PPはなるべくかけたいところ。


アクアブルーの偏光、美しすぎない?
本音を言えばこの紙を使ってみたかった…でも私はワンブのソリストに心を奪われてるので、次の本もREDTRAINさんで作ります。
カバーと帯が基本料金でつけられてソリスト含めた小説向き本文用紙が選び放題で特殊加工もできて本文フルカラーとモノクロで値段が変わらなくて極小部数で刷れるのはREDTRAINさんだけ!
よろしくお願いします。(ダイマで終わった)


ところでワンブの色上質の種類も豊富すぎないですか?
定期的にラインナップ画像を見て幸せになってる人間は私だけじゃないと思う。

ワンブックスはスピンの色も豊富なんですよね。
オタク心をよく分かってる。

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