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岩岡徹『both』を読んで

はじめに

私がDa-iCEのファン、通称6面になったきっかけは、メンバーの岩岡徹くんでした。
『BET』という曲のダンスプラクティス動画をYouTubeで見て、「なんとセクシーなっっ!!」と一瞬でトリコになりました。
そんな徹くんが今冬、待望の初写真集を発売しました。
それが『both』です。
その中には文字通りのいろんな表情の徹くんもいるのですが、「文章」という表現での徹くんも存在します。
そんな徹くんを「読んで」、一ファンが思ったことを綴ってみようと思います。

エッセイ『both』

このエッセイには、主に徹くんの高校3年間が綴られています。
ファンだと名乗っている以上、その人の過去はどうしても知りたくなってしまうもので、いろんな前情報は私の頭の中にもありました。
進学校ではない高校から有名大学に合格したことは、その中でも大きなエピソードとして知っていました。

でも徹くんって、6面のみなさんならわかると思うんですけど、他のメンバーと比べると基本謎なんです。
私生活が全くと言っていいほど見えないんです。
なぜ進学校へ進まなかったのか、大学受験をしようと思ったのか、そんなの全然知らなかったし、知らなくてもいいと思っていました。
それは、私自身が今のSNS社会に反して、「アイドルはアイドルのままでいてほしい」的な偶像崇拝が心にあるからでもあります。

「好きな人のことを知りたい」という感情と、「手が触れられない王子様でいてほしい」、私の中ではこの2つがずっと頭の中で戦っています。
決着はつきそうにもありません。

話が逸れました。
徹くんはその後大学を無事に卒業し、就職しますが、仕事は新卒のうちにすぐ辞めてダンスの道を志します。これもファンの中では有名な話です。

私は最初にこのエピソードを聞いたとき、どうしてそんな賭けに出たのだろうかと思いました。
でも、この本のエッセイを読んだ後なら、この行動の元となっている考え方がわかる気がします。

でもだからこそ、徹くんが今日までDa-iCEを脱退することなく、私たちに希望や元気を与えてくれるパフォーマーでいてくれることをありがたく思います。
Da-iCEは、偶然にしては出来過ぎている奇跡だったのかもしれません。

おわりに

私は普段インスタに読んだ本の読書記録を投稿しています。
このエッセイを読んで感想を書きたいなんて思うと思っていなかったし、「書きたい!」と思った時にどちらにアップしようか迷いました。
今回は初めてnoteに人の文章を読んだ感想を書いてみました。
私なりの大きな一歩です。
この投稿を読んで、岩岡徹くん、そしてDa-iCEに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しい、その一心で書きました。

Da-iCEは昨年末にレコード大賞を獲って、今が一番大事な時期です。
これからも私は彼らを支える6面でいたいと思います。

拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。

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