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夏という災害をどうにかやり過ごしたい

酷暑という呼び名が浸透しつつある昨今、初夏と残暑を含めれば
日本の一年はほぼ夏と言っても過言ではありません。
そんな時季の健康と安全と快適を自衛する中年のお買い物ログです。
特定業者のまわし者ではありませんが役に立つ情報とも限りません。
それではどうぞ。

わたし

まずはこの文章の有責者の基本情報です。

  • 40代を早晩折り返す男性

  • 片道2km弱の自転車通勤

  • 日中帯に炎天下に居ることもある

  • 直射日光で低温やけどする

  • 皮膚トラブルが頻発する美容貧困層

  • 常に発汗しているが別に代謝はよくない

子曰、吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不踰矩。

「論語」為政  第二

故事に倣えば、聖人君子も齢四十にして漸く心の迷いから
解き放たれたそうです。いわんや現世の凡人をや。

そんな惑う四十代が、酷暑を乗り切るアイテムの見極めと
不安定な自我に迷いながら、日夜ネット通販に勤しむ記録です。

いたい

夏の最もポピュラーな皮膚トラブルは日焼けです。
日光に晒される自転車通勤の時間は特にハイリスクですが
日焼け止めは決して肌に良くないし臭うしかゆいし、
さらに汗ですぐ流れ落ちる、諸行無常の一品です。

ベタつくし臭うしかゆくなる何かを全身に塗りたくる
という行為は精神衛生上できれば避けたいので
「ベタつきにくい」「無香料」「アルコールフリー」
を重視して、より無常感を低減したものを選びました。

とはいえ汗で落ちるのは変わらないので、
抜本的な対策の強化を検討して思い至りました。

なぜ露わにするのか。覆えばよいではないか。

サイクルキャップ、アームカバー等いろいろ試行錯誤中でしたが
意外と首裏を護るネックカバーが盲点になりました。

釣り用品ですが、鼻から下を全部覆うので、首を護りつつ
マスクっぽい見た目にもなるので感染症対策にもなります?

そんな覆う関係をオールインワンで実現できるのは
ラッシュガードですが、水浴びないとただただ暑いので要注意です。

とにかく皮膚は覆うべきです。半袖短パンは邪教徒。

かゆい

さて、体を覆うと次に問題になるのは、
皮膚と被服と掻痒感、つまりかゆみです。
ドライ生地は世の中数多ありますが、肌と接触する裏地が
チクチクする罠は商品レビューでも見定めが困難です。

裏地チクチク皮膚かゆい 赤子泣いたぞふざけるな
ということで美容貧困層にも優しいリピート品。

同じポリエステル100%でも、裏地のチクチクは
どうも製品によって千差万別のようです。
実店舗で見て触って購入がベストなんでしょうが、
そもそも真夏のリスクを低減することを考える中で
ベストアンサーは「外に出ない」なので、
実店舗購入のために外出するのは本末転倒になります。

外に出たいから対策するのではない。出ざるをえないから防護しているのだ。

くさい

皮膚を覆い、かゆみを低減しても、動けば発汗します。
服から臭う汗臭対策として、速乾性の高い生地の服を着る、
洗濯を繰り返した服を避ける、等の対策を編み出しましたが
根本原因は服ではなく皮脂なので、そっちの対策が必要でした。

これまで試したスプレーやデオドラントクリームの
冷感のみ、香料しんどい、塗りにくい、すぐ割れる等、
諸問題をクリアできるのはジェルタイプかもしれません。

また、汗腺が詰まりやすいらしい腋の下には、
こんなクリームがあるようなので、いま実験を進めています。

今まで生きてきた中で何度も挑戦しては挫折して結論を出しました。
制汗なんて無理だったんです。
制汗という言葉に淡い期待を抱かず、現実に起こっている
臭いに特化した手を打つ。理想と現実のギャップは
こんなところにも潜んでいたのかもしれません。

汗は欲求と似ている。必ずしも制御できるとは限らない。

それで

夏!

  • 働いていい気候じゃないから通勤をやめよう。

  • 昼の一番暑い時間はやる気が出ないから昼寝しよう。

  • 他人の指示はガン無視して自分の体を自分で守ろう。

  • 比較的涼しい気候の土地に移住しよう。

  • 気候の問題だから国外移住も検討しよう。

  • 次の氷河期を待とう。

どうしてもそれができない人は、
エアコンの効いた部屋でアイス食べて過ごそう。

あと、「お肌に合わないときは使用を中止」した諸々の品って
何ゴミで捨てればいいんでしょうね。

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