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ツシマ

むちゃくちゃ日記をさぼっておりました。
理由がありまして、仕事が忙しいが9割で、ゴーストオブツシマで対馬を駆け巡ってるのが1割です。もしかしたら、もしかしたら割合は逆かも知れん。
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ゴーストオブツシマ面白すぎるんですけどなんなのコレ。元寇の蒙古到来を最初に侵略された対馬を舞台に描いたPS4の侍ゲームなんですけどね。
数千のモンゴル兵を一人の武士がバッサバッサ倒すんですよ。んじゃ武士むっちゃ強いのかというとめちゃ弱い。三人ぐらいに囲まれたら大概死ぬ。で敵は大抵三人以上。
鬼難やんけ!ってなるんですけど、そのうちこの武士は「後ろからバレないように殺せばいいやーん」って気づいて、徐々に鈴で敵呼び寄せて闇討ちしたり、煙玉でバレないよう闇討ちしたり、爆弾(てつはう+とりもち)くっつけて敵を倒したりとだんだんメタルギアソリッドになってくるんですよ。
でもそんなことしてると、心の中の正義の叔父さん(通称誉れおじさん)が「おいお前まさか正々堂々戦わずにスネークしてないだろうな、誉れを忘れるなよ誉れいっぱい喰えよ」みたいなことを忠言してくるんす。
いかんいかん、確かに叔父上の言う通りだ正々堂々戦うぞーって正面で戦うと、またすぐ囲まれて死ぬという、絶妙に悲惨なバランスのゲームです。
プレイスタイルは正々堂々も闇討ちも自由なんだけど、ついついスネークに甘える自分がいて、いつしか、ゲームには現れないけど自分の心の中に誉れおじさんが現れるようになるんですね。「私は今、誉れてんのか?」みたいな自問自答が現れて葛藤し悩むという。なんでゲームしながら武士の悩みを現代の私が担わされてるんだという。でもバトルはその葛藤も含め超楽しい。
このゲーム作った人、ボクの心のやわらかい場所を締め付け過ぎ。
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だいたい作った人が日本人じゃないってナニそれ。制作はアメリカの会社なんですが、元寇の対馬って日本史やってた人もそこまで知らんよな、って史実を恐ろしいぐらい丁寧に描くのね。サムライソウルって日本人の専売特許じゃなかったのと思ってたけど、彼らは完全に理解してる気がする。
本当に対馬が日本の自然として美しいし。クソ広い対馬を馬に乗って走り回ってるだけで、ため息が出るぐらい綺麗。景色を楽しむだけで何時間も馬に乗れる。
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しまいには寝る時まで対馬を駆け巡り蒙古と戦う妄想に取り憑かれて、蒙古と戦う侍が本来の自分じゃないかなと錯覚してくるんですね。なんなんこのゲーム。ホンマにゲームか?悪魔と契約してるエンターテインメントなのか?魂持ってかれるヤツか?
すでに魂持っていかれましたけども。
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ゴーストオブツシマの感想書いてるだけで日記終わるやんけ。
まぁリハビリとしよう。久しぶりの日記に過度な期待は抱かないでおこう。
とりあえずゴーストオブツシマは買いです。一緒に誉りましょう。

来世、救われます。