最近近所に出来たクレイジーなゲームコーナーを見てくれ

最近、近所の雑居ビルの一角にゲームコーナーが出来た。

確か前は、年上のお姉さん向けの洋服屋さんだったか。 特に行く用事もない場所だったからあまりよく覚えてなかったが、1年前ぐらいまでは確かになかったので、本当に最近できたんだろう。

しかしこのゲームセンター、よく見てみるとかなりやっているのだ。

商売のケがはちきれんばかりにあるのか、逆に1ミリもないのか。どうしたらそうなるのか。どれも何一つ分からないのだ。

なので今回、こういった形で紹介させて欲しい。

まず、クレーンゲームの景品が

鬼退治ボール、

全部隅に追いやられた鬼退治財布、

スッカスカの鬼退治トート、

鬼退治シュシュ

鬼退治キャップ、鬼退治長財布

と、この店のクレーンゲームの大半は鬼退治グッズや鬼滅の刃みたいなグッズで占められている。

何なら毛髪まであるし。

でも、脱法鬼退治グッズだけで固められたゲームコーナーなら地元のちょっとでかいスーパーのゲームコーナーによくあると思う。

問題はこういう…

これでも絶賛稼働中のこういう…

何ならアーム一個壊れてるこれとかだ。

1回30秒取り放題100円。

…これは余りにも余りにもだったので試しに1回プレイしてみた。

～♪（お金を中に入れる音）

数年ぶりにこの手の「遊戯」をしたので忘れていたのだが、そもそもこういう回転するものをすくって落とすものは、すくったものの質量で景品を押し出すのがセオリーとされているが、

お金を払ってプレイしてみて初めて気付いた。

キラキラの蓋（空）を落とすタイミングで、質量が無いために前後する台みたいなところをあり得ない角度で跳ね回って元の場所に戻る。

よってこの機械の中ではどんなに物をすくっても永久機関に戻されて、何一つ ゴミすら 取れない。

でも、終わった後に確認のために空の取り出し口に手を入れたら、とてもとてもキラキラしたので、満足しちゃった。えへへ、嬉し～。

…それと、ほぼ無理な運ゲーに成功すると豪華景品がゲットできるタイプの魔改造クレーンゲームもあった。

どこで買ったのか全部言い当てられそうなほどに、素材がむき出しなのがゾックゾクする。

途中で魔王の人格に乗っ取られた人？

あなたも太鼓の達人の新曲がピラメキーノで止まった世界に訪れてみたらいかがだろうか。

そこには我々が忘れていた何かがある気がするので、私はこれからもなんか思い悩んだ時があったら行こうと思う。月一ぐらいで。

　　　（おわり）