noteを始めた訳



1.確実に「糸あそび」をやりたいから


約50年前に染織を志した。
ちょっとかじってはみたものの、織姫になるには至らなかった。だから、「糸あそび」は初心者なのだ。

あっという間の70歳。いつまで活動寿命が持つかわからない。
「糸あそび」を生活の中心に据えたいと決意した。

糸を染めて織ることのみならず、繊維に関わるいろいろな制作をやりたい。欲張っている。いや、ひとつのことを極めることが無理だからだ。「糸へん」を楽しもう。

世界には人生をかけて専門の仕事として従事してきた方がおられる。
そして、高度な機械と科学的な処理によってつくられた、いろいろな目的の繊維製品がある。
なので、私は自分の生活を豊かにするものをつくりたい。へたっぴでもいいから望んだようなモノがつくれるようになりたい。と思う。

幸か不幸か、私の創作目的は充分に存在する。
私の体形は婆様のそれとなった。見た目にすてきな服でも私には合わなくなった。
だから、世界で一つだけの、私の体形に合ったステキな服をつくりたい。

そうは言っても日々の暮らしの中を生きているのだから、目の前にすぐに取り掛からなければならない仕事がある。「糸あそび」がおろそかになる。それを避けるために、noteに載せることを励みにして、「糸あそび」時間を確保し、創作していきたい。

画像3


2.noteに同世代がいないので


noteを拝見すると、これから人生を始める方、仕事を始めたばかりの方、軌道に乗ったところの方、つまり、お若い方々が書いていらっしゃる記事が多い。
私と同世代の方の記事は見当たらない。私が存じ上げないだけかもしれないが。

「人生は、物事を始めるのに遅いことはない。学びに年齢はない。」と世間は言う。
どうしてどうして、年齢はあるのだ。早く始めるのに越したことはない。
体操しても治らぬ腰の狭窄症、白内障手術をしても50代のようにはならない目。
それでもなんとか動けている。みんなに感謝。
今残っている能力を最大限使いたい。
よれよれの、行きつ戻りつの「糸あそび」ワークを綴っていきたい。

画像2

3.老老後の楽しみ


長年、子供造形教室を運営してお便りも書いてきたが、60代にしてブログやホームページを始めた次第だ。ネット発信に不得手だったから。

70代でnote。私にとって画期的なことだ。
実はこれもスラスラっとはいかない。いろいろ戸惑っている。手間取っている。
けれど、この先さらに婆様となっても、自分の思いや学びを発信できる手段を持てていたら、それは幸せなことだと思う。
それは、思いや学びを得られる好きなモノがあるということだから。

老老後も生きていけそうだ。

画像3

こう書いてみると、何もかにもが初心者だ。
膝の深さのプールで泳ぎを習っているみたいに、水しぶきばかりのようだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?