とんがりと投資その②   〜日本とアメリカ〜

 さて、投資をはじめてまず困ったのは自己資金の少なさ、最初は日本の有名企業の株を買うかと素人丸出しで楽天証券のサイトで銘柄選びをしていたら、ほぼ買えない。日本株は基本100株からしか購入できない。日本を代表する企業と言えばパッと思いついたのがトヨタと任天堂。2020年2月ごろでトヨタは株価1万円弱、任天堂は3万5千円あたり。トヨタを買うなら100万円弱、任天堂なら350万円ぐらい。
はい、舐めてましたね。
やっぱり投資は金持ちのする事なのかと挫折しそうになりながらも何か買えるのないかと探していたら、ONKYO15円と目に入り、ONKYOってめっちゃいい音のスピーカー作ってた会社やと気付き、その会社の株が15円?百株でも1500円やんってなり、とりあえず百株購入。これが記念すべき初購入銘柄。(のちにONKYOは上場廃止となる)
こうなったら安い株価の銘柄を探しまくるぞと立て続けに音通、LIEH、フィンテック、ランド、アゴーラホスピタリティーG、全てが株価100円にも満たない世間では"クズ株"と酷評されてる部類をとりあえず百株ずつ購入した。
この行動はすぐに悪手だったと気付く、100株持っていて株価が1円あがると100円の利益、それに売買手数料と税金がかかり実質の利益は40円にもならない。これじゃいつまでたっても儲からないなと、手数料分を損しないところまで株価上がったタイミングでまず全部を売った。結局2千円ぐらいの利益が出たが、思い描いていたのとは違う。
なにか違う手はないかとまた動画を見たり、コンビニの雑誌コーナーで株関連の本をチラ見したりして出てきたのが、米国株高配当投資。中でも「バカでも稼げる米国株高配当投資」の著者バフェット太郎さんのYou Tubeをじっくり見て、これなら行けるかもと早速米国株を調べ出した。
この転換が投資から退場せずに、ゆっくりでも資産を増やして行く原動力になった。
さてアメリカの株を探し始めたところで今回はここらで、次回は米国株と配当、積立NISAの話題です。    〜つづく〜

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