先日10/23のMリーグ

Xにて少し話題になっていた中田花奈の件で思うところがあったので
書いてみた。

本題の前に前置き
自分のスタンスとして【批判】と【誹謗中傷】は別物であり
批判はあってしかるべきと思っている。

では本題に入るが、ポイントとしては以下の2点である
①中田花奈選手の 【中】残し
②中田花奈選手の 【点数申告】

①についてだが、これは中田選手の判断なので、
周りがとやかく言うことではない。出やすいと感じたかもしれない。

但し個人的な感想を言えば
追う立場上、あがり枚数が見た目上ではあるが、
大きく変わるので清一色まで行くのが無難であるだろうと考える。
同様の感想を持つ人間が多いので批判の声が多いのではないだろうか。

②についてだが
これは批判され仕方ないと考えている。
但し理由を書く前に一つ断言をしておきたい。
『私はミスは容認しているし、あるものだと思っている。』

繰り返す
『私はミスは容認しているし、あるものだと思っている。』

ではなぜそう思っているか・・・。
それはプロの体裁としての問題、そしてMリーグの体裁としての問題
そしてマナーの問題だと考えているからだ。

まずプロの体裁としての問題というのは簡単だ。
プロになるためにはプロ試験を受ける必要がある。

どの団体でも点数計算の問題があり、プロである以上点数計算はできる
事が推奨されており、団体によっては『すぐに計算できない方はその点もよく学ばれることを推奨』とまでされている。

プロにとって自分の携わる競技の点数計算は必須だと言っている。
もっと言えばすぐに計算できる必要があるとまで。
だが人である以上ミスはある。
ここでポイントとなるのはそのミスの頻度である。
中田選手のミスが多すぎるという事だ。
 
これではプロとしての体裁が保てない。

次にMリーグの体裁に関しては簡単である。
上記したようにプロには試験があり、そのプロたちの最高峰を
謳ったリーグ
で点数計算間違いを連発するプロはどうなのかという事。

最後にマナーとしての問題。
特集でも取り上げられたが、Mリーグでは選手個々人で気配りがある。
小林剛選手の捨牌、鳴き時の晒し方等々だ。
そこで思うのが、点数申告の早い佐々木寿人選手だ。
リーチ中、もしくは聴牌した際に
ロンなら〇〇〇〇点、ツモなら〇〇〇〇点と
計算をしていると発言をしていた。

点数申告を間違えない選手や寿人選手程のスピード申告でないしろ
スムーズに申告できる選手というのはこういうことをしているのだろう。
点数をしっかり確認してスムーズに申告するというのは
対局を進める上でちゃんとしたマナーであると思う。

以上の点から中田選手の点数申告に関しては
ミスの多さ、プロとしての体裁、Mリーグの体裁
個人的に感じるマナーの問題として批判されるべきだと考える。


蛇足であるが、いくつか書いておきたい。
まずはXでの擁護のコメントに。
・自分でやってみろ等の発言
プロと素人を置き換える発言は逆にプロの体裁を傷つけている
やめて頂きたい。

・点数申告は緊張してたんだからしょうがない等の発言
緊張というのはミスも起こすかもしれないが、
上記のように計算はしておくことも可能な場面が多い。
聴牌した手番で確認を行ってから打牌する等対策は取れる。
結局選手を貶めている。

解説にも一言
迎合するだけの解説は控えて頂きたい。
聞いていて見苦しい擁護の解説は聞くに堪えない。
寿人選手の打牌を指摘した いつかの村上淳のように
大げさな持ち上げもせず、良い悪いをしっかり声に出して欲しいと思う。

以上 


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